夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

2015年11月のブログ記事

  • 「夢の続き11」ユノ×チャンミン

    「え、お腹痛いんですか?」 そう言えば確かに朝より元気なく見える。 「さっきからそう言ってるのに!あ、でも悪いものは全部出たって感じだから、チャンミンと俺、外出てみたい!」 「本当に大丈夫なんですか?」 ユノが嬉しそうに頷いた。 それから、俺の服を着て、すっかり身支度を整えたユノは、病院に連れて行... 続きをみる

  • 「PLAY8」ユノ×チャンミン

    空港までの移動車の中でチャンミンが窓の外を見ている。 雨でも曇りでもないけれど晴れない空が拡がっている。 今朝からずっといつも通りだけれど、窓の外を見るチャンミンはあの夜景を見ていた時の様子を思わせた。 「チャンミン眠くないの?」 俺はさっきから何度も寝かかっては、座席の具合で起きてしまう。 「ま... 続きをみる

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  • 「夢の続き10」ユノ×チャンミン

    普段通りだった。 1DKの室内は全く何も変わっていなくて、拍子抜けした。 しかも、 ーーいない。 あの人間がいない! 靴を脱いで急いでテーブルの上を見にいく。 置き手紙もない! と思ったら、トイレから水を流す音が聞こえた。 ドアが開いてユノが顔を出す。 「あ、お帰り、チャンミン」 にこっと笑う。突... 続きをみる

  • 「PLAY7」ユノ×チャンミン

    言葉の意味が分からず、笑顔は無理やり作ったように見えて、俺は何も言えずに見上げている。 困惑よりは、また心配に変わった俺の顔を見て、チャンミンは口元の笑みも消した。 少しだけ俺を眺めたあと、チャンミンが上体をゆっくり下げてきた。 顔が近づいてくる。俺はそれをぼうっと眺めた。 まるでキスをするみたい... 続きをみる

  • 「不思議な夜に10」キュヒョン×イトゥク

    確かに気まずくはなってるかもしれない。 俺はキュヒョンを見ると、自分の醜態を思い出しては情けなくなってしまって、なるべく顔を見ないようにしたし、キュヒョンはキュヒョンで、目が合うとそらした。 そこまでしなくてもキュヒョン、と思いながらも一日は終わって、また夜が来た。 宿舎のメンバーが寝静まってきて... 続きをみる

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  • 「夢の続き9」ユノ×チャンミン

    「まあ、でもすぐ出て行ってもらうし」 ただでさえ不慣れな外国生活で、やることだって沢山あって、考える処理能力は容量超えだ。 「そういや今日の食い物とかは置いてきたの?金ないんだろ?」 そう言われて、気付いて顔を上げた俺を、また手を止めてキュヒョンが見た。 「あ……でも昨日のチゲの残りがまだ」 「お... 続きをみる

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  • 「PLAY6」ユノ×チャンミン

    立ち上がったチャンミンの距離が近くて、何となく一歩下がると、チャンミンがちょっと面白そうな顔をして、一歩近づく。 怪訝な目をしながらまた一歩下がった瞬間にその腕が伸びた。 「ちょっ」 俺の退路を断つように出された腕のせいで、腰かけに脚を取られて、窓に頭をぶつけそうになる。 それをチャンミンの手が庇... 続きをみる

  • 「不思議な夜に9」キュヒョン×イトゥク

    最近間があいてたし、人にされたのなんて久しぶりだったから、その気持ち良さは凄かった。 その体勢のまま酒をこぼした時に近くに置かれていたティッシュでキュヒョンが拭く。 弟にされた恥ずかしさと情けなさで片手で目元を隠しながら、脱力感で動けず、荒くなった息はなかなか整わなくて、 その間、 「ごめんなさい... 続きをみる

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  • 「夢の続き8」ユノ×チャンミン

    「ヘレンケラーの話してんの?」 「違う」 校内にあるコンビニのカップ麺を口に入れながら、長袖シャツを着たキュヒョンが「ふーん」と言ってから、また喋り出した。 「一番大事な実習の日に遅刻してくるからさ、俺の友達は本当に勇気があるんだなって、感動してたよ」 無視して俺も学食のカレーを口に運んだ。 雨は... 続きをみる

  • 「不思議な夜に8」キュヒョン×イトゥク

    こちらは別館に移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に8」キュヒョン×イトゥク

  • 「PLAY5」ユノ×チャンミン

    少しウトウトしただけで、すぐ目が覚めた気がする。 壁一面の硝子窓のカーテンが半分程開かれていて、窓に沿って取り付けられた腰かけに座っているチャンミンと目があった。 「チャンミン?」 「早く寝て下さい」 外の光が窓に頭をつけたチャンミンの顔を照らしている。 「呑んでるの?」 手に焼酎の小瓶が見える。... 続きをみる

  • 「夢の続き7」ユノ×チャンミン

    うっすら目を開けた。 今日は何曜日だっけ。 木曜だから古紙回収か。 じゃあ捨てる物ないな。 捨てたいものならここにいるんだけど。 「なんでここにいるんだよ」 俺の心中に反して、まるで安心しきった寝顔が目の前にあった。 確かに床に寝させた。 記憶の中のシム(俺の名字)随想録をめくってみても、「あなた... 続きをみる

  • 「PLAY4」ユノ×チャンミン

    仕方なく俺もそのまま起き上がって自分のベッドに腰をかける。一呼吸置いてから口に出した。 「そうじゃないよ……チャンミンが、俺がまだ傷心だと思ってるから、楽しませようとして」 「あれをしてると思ってるんだ?ヒョンは」 と、俺が全部言い終わらないうちに微笑んだチャンミンに続きを言われた。なんとなく気ま... 続きをみる

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  • 「不思議な夜に7」キュヒョン×イトゥク

    こちらは別館へ移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に7」キュヒョン×イトゥク

  • 「夢の続き6」ユノ×チャンミン

    「なんだろこれ」 そう言って怯えた目で見られる。 なんだろってなんだ。 うんざりしながら、 「じゃあ食って寝て下さい。でもうちに」 と俺が話している途中に、目を丸くさせてきたので、話しを静かにやめると、 「お腹減ったってこれかあ!」 と感激したように声を出した。 「ねえチャンミン!」 「ちょっと待... 続きをみる

  • 「PLAY3」ユノ×チャンミン

    俺のベッドに二人で腰掛ける。 「あの壁ドンやめてよ」 「ヒョンもしていいですよ」 髪を拭きながらこちらに見向きもせずに淡々とチャンミンが答える。 「俺はしないからチャンミンもしないでよ」 「そんなに嫌ですか?」 「嫌だよ!」 少し声を張った俺をちらりと見て、また前を向いて髪を拭き出した。 「じゃあ... 続きをみる

  • 「不思議な夜に6」キュヒョン×イトゥク

    唇が重なってきて、優しくついばむ。 本当に何でこんなことに。今更悔やんでも仕方ないけど。 キュヒョンが目を閉じて、それを眺めた。 女装の話を聞いて、女装したキュヒョンを思い出した。確かにキュヒョンが女ならと思うと、そんなに悪くない気にはなった。 何度も何度も啄まれて、久しぶりにしたキスのせいか、酔... 続きをみる

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  • 「夢の続き5」ユノ×チャンミン

    「俺が嫌だったら出て行けるんですか?」 玄関先を横目で見ると、案の定靴もない。 「チャンミンが……嫌だったら」 蚊の鳴くような声で足元に向かって言っている。 お金もなくて、靴もなくて、国籍も言えないような人間が、出て行くところをむしろ見てみたいよ。 目を瞑って盛大に肺から息を出した。 これは警察じ... 続きをみる

  • 「PLAY2」ユノ×チャンミン

    「悪趣味だぞ」 と睨むと、すっと身体を離して、 「ヒョンもしていいですよー」 と、悪びれもせず笑いながら行ってしまった。 言われてもやらないよ! 何であんなのが楽しいのか全く理解できない。 お互い今彼女がいないもんだから、あんな遊びをするんだろうか。 だからって俺を女の代わりにするとも思えないし。... 続きをみる

  • 「不思議な夜に5」キュヒョン×イトゥク

    「ねえ、トゥギヒョン」 俺は乗っかられたまま、何も返事しない。でもキュヒョンは気にせず話し続けた。 「外見の話ししましたよね?」 また俺は返事をしない。でもやっぱりキュヒョンは続けた。 「ヒョンが女だったらって。そう言えば俺たち何回か女装しましたよね?」 「今はしてないけどな」 俺が答えるとキュヒ... 続きをみる

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  • 「夢の続き4」ユノ×チャンミン

    深く溜息をつく。 まるでストーカーか変質者みたいなこの男を俺は全く知らない。 全く……? 目の前の男を見ながら、しょげた目で俺を見る丸くて黒い瞳に、何か……何か本当に、うっすらとこんな人間をどこかで見たような気もした。 でもそれは思い出せないくらい微かで、思い違いのような気もした。 俺は記憶喪失で... 続きをみる

  • 「PLAY1」ユノ×チャンミン

                          この頃、俺の仕事上のパートナーが変な遊びをする。 俺たちは二人組のアイドルで、自分達の国韓国、と日本を良く行き来してるんだけど、どうやら日本で流行ってた「それ」を気に入ったみたいだ。 飲みに行って、お酒が入るとしてくる。 俺がびっくりするのを見て喜ぶんだ... 続きをみる

  • 「不思議な夜に4」 キュヒョン×イトゥク

    「男同士でそんなことしてどうすんだよ」 苦笑しながら逃げるように体を反らせたのに、キュヒョンはもっと間合いをつめてきた。 「だからどうなるか確かめてみたいんです」 「したことあるだろう?どうにもならなかったよ」 「あんな人が大勢見てる前でやるのじゃなくて、本気の」 「お前目が怖いよ」 また笑いなが... 続きをみる

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  • 「夢の続き3」ユノ×チャンミン

    「あんた、年齢は?」 「え!」 トレーナーに、首を通しながらまた不安な目をして、顎に手を置く。 「……にじゅう……ご?」 だから俺に聞くな。 もうどうでも良くなって言う。 「じゃあ俺の二歳上ですね」 「そうそう!」 にこにこと笑いながら平然と言われる。俺は睨むのもやめて、ベッドに腰をかける。 つま... 続きをみる

  • 「日常茶飯事」ユノ×チャンミンの短編

    ずっとずっと隠してる。 じゃないと一緒にいられないから。 でも最近はもうバレないんじゃないかと思いはじめてる。 その俺の甘さが、 ユノにバレた。 ユノのマンションに先に着いた移動車の中で、「じゃあお疲れ」なんて平然と言うからちょっとイタズラしたかっただけかもしれない。 車から降りるユノの指先に一瞬... 続きをみる

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  • 「不思議な夜に3」キュヒョン×イトゥク

    「そういえば夢の中で」 キュヒョンが手元の酒を見ながら思い出しているのか、面白そうな顔をした。 「ヒョンが押し倒されてましたね」 「本当だよ。ひどいよ」 「かわいかったですよ」 やめろーって言いながら仕方ない奴だなと思ってまた笑った。 「でも、俺思ったなあ。あの夢見て」 キュヒョンが続ける。 「あ... 続きをみる

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  • 「夢の続き2」ユノ×チャンミン

    「あの、とりあえず警察呼んでもいいですか?」 「なんで!待って!」 目を丸くさせている。 「だって俺あなた知らないし、酔って記憶飛ばした記憶もないし」 おれの頭が可笑しくなければ。 「服も着てないし」 と、付け加えると、今更気付いたのか真っ赤な顔で慌てて前屈みになる。 「……チャンミン、服ちょうだ... 続きをみる

  • 「不思議な夜に2」キュヒョン×イトゥク

    「本当に同じような出だしです」 キュヒョンの目が訝しむ。 「ここまででも同じなら相当なもんだよ」 「俺たちそんなん読みましたっけ?」 「どうかなあ。あ、水も持って来るか」 「とってきますよ」 「おー、お前も弟なんだな」 キュヒョンが部屋から出て行った。 久しぶりにあいつと飲んだけど、やっぱり酒強い... 続きをみる

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  • 「不思議な夜に1」キュヒョン×イトゥク

    まだ眠れないので今度はスジュでいきます。 ーーーーーーーーーー 変な夢を見た。 なんか俺がBL好きの腐女子になってて、俺とメンバー(俺は一応アイドルで、グループのリーダーなんだけど)の末っ子とどうにかくっつけさせようと唸ってんの。 いや、実際うなされてて、自分の唸り声で目が覚めた。 今何時だよ? ... 続きをみる

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  • 「夢の続き1」ユノ×チャンミン

    ブログのタイトルとハンドルネームに反して眠れないので、テスト的に一話。 ではチャンミン入隊記念日として東方神起のお二人のパラレルで。 はじまりはじまり ーーーーーーーー すごい変な夢を見た。 あれはアックジョンかなあ。大きな芸能事務所のアイドルなんかしてた。 歌とか踊りとか結構キレキレので。グルー... 続きをみる