夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

2015年12月のブログ記事

  • 「夢の続き42」ユノ×チャンミン

    「入って!チャンミンっ!」 紙テープが頭から垂れ下がったままの俺の腕を引っ張られる。 「あの……ユノさん」 「チャンミン、チャンミン!見てみて!」 「いや、もう見てます」 俺の部屋が折り紙やら画用紙やらでごちゃごちゃに飾り付けされてるのは、さっきから目に入ってる。 「クリスマスっぽいね!」 エプロ... 続きをみる

  • おしらせ

    みなさま。メリークリスマス。このブログの話を書いている者です。 いきなり出てきて、スーパーにかまぼこしか売ってないこの時期に、この人何言っちゃってるの? ウケル!…ってかキモイ!…ってかコワイ! と思われてらっしゃることでしょう。 そうですね。すいませんでした。というよりも、「みなさま」なんて、こ... 続きをみる

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  • 「夢の続き41」ユノ×チャンミン

    「それはなんかしたいんだろ」 お湯の入ったカップ麺を持って、キュヒョンが言った。 「でも俺達にクリスマスなんてないし」 いつの間にか学食にも小さなツリーがカウンターに置かれて、ささやかなクリスマスムードだ。 「チキンぐらい食えばいいだろ?」 席についたキュヒョンが、蓋を開ける。 「まあね」 俺も席... 続きをみる

  • 「夢の続き40」ユノ×チャンミン

    「意外にまともだな」 学食の壁掛け時計を見ながら言われる。 「そうかな」 そうでもないよ、と言って俺は、即決した今日の日替わり定食のつけあわせの千切りキャベツを口に運んだ。 「毎日ショートケーキ、みたいなのかと思った」 キュヒョンが蓋を剥がし始める。今日のは五分だったらしい。 「ああ」 頷きながら... 続きをみる

  • 「夢の続き39」ユノ×チャンミン

    そして、学校が終わって、また俺はアパートの前にいる。 もしかしたら、残りの俺の大学生活、晩御飯がほぼインスタントラーメンになる可能性もあると懸念して、昼は野菜が多めの日替わり定食にした。 だから、もうインスタントラーメンでもいいんだけど、 ―――する。 匂いがする。 しかもこの匂いはバイト先でも良... 続きをみる

  • 「PLAY18」ユノ×チャンミン

    死ぬかと思った、心臓が潰れて。 自分の顔の両脇に、チャンミンの両手がある。 「お……っまえっ!」 ほぼ怒号のような俺の声を鎮火するように平然と言われる。 「そんなに遊びたかったんだ?ヒョン」 無表情のチャンミンが目と鼻の先で俺を見る。 チャンミンも酔っているのか、 冷静な声とは逆にその顔が上気して... 続きをみる

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  • 「PLAY17」ユノ×チャンミン

    「俺が別れると……チャンミンも……いつも別れてる」 考えたことがそのまま口から出ていた。もう何の笑みもなくなっていた顔が窓に頭をつけたまま俺に視線だけ向けたから、自分達は今日、もう一度見つめ合った。 でも俺はその顔を眺めるだけで、その答えが何を意味しているのか、何かを意味しているのかも分からない。... 続きをみる

  • 「夢の続き38」ユノ×チャンミン

    携帯電話のアラームで、深い眠りからさめると同時にいい匂いがした。 目を閉じたまま上半身を起こして、音がする台所に声をかける。 「ユノさん?」 「あ、チャンミンおはよ!」 うすく開けた目蓋の間から、エプロン姿のユノが振り向いてにこっと笑うのが見えた。俺、朝ごはんいつも食べないんだけどな。 「チャンミ... 続きをみる

  • 「夢の続き37」ユノ×チャンミン

    顔をさすって、部屋に入ると、案の定料理は作られていない。 でも流しの横に俺が教えたスーパーのビニール袋と、こたつの上にユノが買ったと思われる料理本があった。 本の表紙を見ながら、俺の後ろについてきたユノに聞く。 「何を作る気ですか?」 ダウンジャケットを脱いで、リュックを置く。 「インスタントラー... 続きをみる

  • 「PLAY16」ユノ×チャンミン

    それを眺めながら、俺が最近、感傷的になっている原因は寂しさなんじゃないかと思った。 チャンミンだけじゃなくて俺にも、いつの間にか、取り返しのつかないような沢山の時間が流れて、自立と同等の孤立をしたことに寂しさを感じているんじゃないかと思った。 でもそれを巻き戻したいとは思わないし、そんな事、どうす... 続きをみる

  • 「夢の続き36」ユノ×チャンミン

    「え、一緒に……?」 三分経ったカップ麺の蓋をぺりぺりと剥がしていた手を止めて、こっちを見た。 俺に目を向けたまま、「ふーん」と止めていた手を再開させる。 全部蓋を剥がし終えて、下を向くと、紙の蓋を二つに折りたたんで言う。 「なんか、もう何言われても驚かないと思ってたけど……」 とセリフに反して全... 続きをみる

  • 「PLAY15」ユノ×チャンミン

    「みんなに見つけたって連絡しときました」 「ありがと」 と、答えながら、ここ最近で一番伸ばしている後ろ髪に手をあてる。 冷たい水と寝ていたせいかVネックのニットの首元から冷気を感じる。 この階の空調はもう止められているんだろうか。 「どうしたんですか?」 やっぱり酒が回っているみたいだ。 聞かれて... 続きをみる

  • 「Say yeah!!」カンイン×シンドン

    登場人物が違うクリスマス企画三部作の三組目です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ~~あるクリスマスイブのこと、聖なる夜に、二人の男が酒を飲んでいた。 「……ヒチョルヒョン遅いっすね」 「スーパージュニア」というアイドルグループの中では、少し体型が横に... 続きをみる

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  • 「性夜」チャニョル×レイ?

    こちらは別館へ移動致しました。 →別館夢の続き:「性夜」チャニョル×レイ?(本館から移動)

  • 「聖夜」ユノ×チャンミンの短編

    登場人物が違うクリスマス企画三部作の一組目です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「ヒョン!!」 俺はパートナーの呼び声に起こされた。 今日は、仕事で、ホテルにいる。 実はクリスマスイブなんだけど、そんなこと関係ない。 明日は早朝から仕事だし、今日も早朝か... 続きをみる

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  • 「夢の続き35」ユノ×チャンミン

    俺のことばに、ユノが動きを止めた。 「え……」 と、声を出したあと、みるみる笑顔になるのを見ながら、吐いた溜息をそっと吸い込んで言う。 「ただし、条件があるんです」 ユノが固まる。 「一つは……」 俺は一息ついて、言った。 「俺は再来年の三月末か四月初めには帰国します。だから一緒に住むのは実質一年... 続きをみる

  • 「夢の続き34」ユノ×チャンミン

    はあ。 いい湯だ。 冬は温泉だな。 やっぱり日本に来たからにはこういう「露天風呂」って言うんですか? いいよ、最高。 一年前にキュヒョンと来て以来だな。 うん。 でも、これちょっと熱くないかな? ちゃんと薄めてる? 源泉まんまじゃない? だってさっきまで一緒に入ってたニホンザルの一家も遠くから心配... 続きをみる

  • 「PLAY14」ユノ×チャンミン

    目蓋を少し開けてみた。 すると視界に大きく入った手が痙攣したように一度動いてそのまま消えて行こうとする。 それを追いかけるように、眺めると、チャンミンの顔があった。 俺の顔の方向に合わせて首を傾げて覗き込んでいる。 「飲みすぎです、ヒョン」 ツアー中の少ない休日。チャンミンは日本でできた友人と会う... 続きをみる

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  • 「夢の続き33」ユノ×チャンミン

    「じゃあベッドに入って下さい、ユノさん」 俺は片膝を立てて座って、ベッドに背をもたれて項垂れているユノに言う。 「ちょっと?」 肩をゆすると、気が付いたように顔を上げて、俺に笑いかけようとする。 「……つかまってください」 天を仰いで言いながら、腕を掴んで起こす。 重すぎて、ベッドに落とすように横... 続きをみる

  • 「ツンデレ」ユノ×チャンミンの短編

    今日、夕方には収録が終わって、家に帰ると、ユノヒョンからメッセージが来ていた。 俺の家で一杯飲みたいと。 さっきまで一緒にいたのに。 わざわざここに来るのか。 珍しいな。 珍しいから、O.K.してみた。 高校の時の同級生に会うとか言ってなかったかな。 まあ来るなら、お酒買って来てもらうよう書いとこ... 続きをみる

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  • 「夢の続き32」ユノ×チャンミン

    「『ユノ』は来なくてもいいです。着替えててください」 ユノが黙ったから、バスルームに向かう。 さっさと浴びてしまおう。 「チャ……ミン」 振り返る。同じ体勢のまま、ぼうっと座っている。 この人意識あるのかな。 でも入らないと、これから俺はバイトだ。 シャワーを浴び終わると、やっぱりユノは着替えてい... 続きをみる

  • 「夢の続き31」ユノ×チャンミン

    しばし眺めたあと、小さく息を吐いた。 この人、良く今まで俺を普通に学校に送り出したな。 水とみかんと着替えを用意する。 「起きて。薬です」 汗凄いな。とけたような目蓋が開く。 ベッドの淵に座って覗き込む俺を見上げて、力なく笑った。 「チャンミン……」 さっきまでシーツの上で、誰かを探していた手が俺... 続きをみる

  • 「夢の続き30」ユノ×チャンミン

    土曜日の今日。 学校が休みでよかった。たまに土曜日行く時もあるけど、良かった。 ほとんど寝られなかった。 いや、クソ暑いのもあるんだけど、いや、クソ暑いのが殆どなんだけど。 この熱の供給源の熱が変わらなくて、 ……気になって、寝られなかった。 今何時だよ、って時計見れないし。 先ほどからここ「シム... 続きをみる

  • 「夢の続き29」ユノ×チャンミン

    「はあ……」 さっきまで大人しくこたつで寝てたのに。 でも元はと言えば、この風邪は……。 また俺はため息をついた。 「分かりましたよ」 一応、俺も風邪薬を飲んでから、ベッドに上がった。 壁側にもぐりこむ。 入った瞬間に気づく。 熱い! その上、ユノが俺にしがみついてきた! おいおい、やりたい放題だ... 続きをみる

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  • 「夢の続き28」ユノ×チャンミン

    ユノが昨日一日部屋にいる時、家探ししてて知ってたとか。 ベッドの膨らみを見る。 それともキュヒョンも同じ留学生だし、気づいたのかな。 ああ見えて、勘のいい奴だし。 ……まあ、どっちにしろ、薬が見つかったんなら良いか。 台所の電気をつけたまま、こたつに潜る。 「チャンミン」 顔を上げると、ユノが起き... 続きをみる

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  • 「夢の続き27」ユノ×チャンミン

    この店は夜人通りが少ない事もあって、クリスマスと大晦日以外はコンビニだけど23時が閉店時間だ。そこから、雑誌の入れ替えが必要な時は入れ替えて、フードの廃棄なんか済ませたら、大体23時半くらいになる。いつもは自転車で帰るけど、今日は徒歩だったから、帰宅時間は0時を過ぎた。 キュヒョンからメールで「ベ... 続きをみる

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  • 「PLAY13」ユノ×チャンミン

    拍子抜けして、思わず振り返る。 チャンミンは振り返ることもなく歩いていく。 飲んでいるように見えて、あんまり酔ってなかったんだろうか。まあこれからもしないで欲しいけど。 アレは心臓に悪いから。 「何ですか?」 チャンミンが怪訝な顔で俺を見た。 「俺の顔になんかついてますか?」 ツアーの間に並行して... 続きをみる

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  • 「夢の続き26」ユノ×チャンミン

    「キュヒョン。俺のうち分かるよな?」 キュヒョンが俺とユノを交互に見た。 「え……でも、お前とコンビにファミリーマートだろ?」 だからここはファミマじゃねーよ! 「……」 ユノはもううなだれたまま何も言わない。 「もとから夜は俺一人だよ、連れて帰ってから学校戻れる?キュヒョン」 「それはいいけど、... 続きをみる

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  • 「夢の続き25」ユノ×チャンミン

    「……すまん、チャンミン」 キュヒョンが視線を下げて言った。 「いや、いいんだ……」 言葉が見当たらず、暫く俺達は黙った。 でもまた俺から切り出す。 「それにやっぱり結婚記念日だし」 「でもそんなこと言ってたら、この人ずっとこのまんまだぞ」 椅子に座ったキュヒョンがユノを見て言う。 「……ユノ……... 続きをみる

  • 「PLAY12」ユノ×チャンミン

    何度も来たことがある町で、初日、二日目と無事に終わっていく。今回、ツアーのセットリストには、古い曲がいつもより多く入っている。 ライブ中、頭の中には「進行」、「観客の反応」、「自分の体力」が常にあるけれど、その中に、「古い思い出」も加わってきたりする。もしかしたら、あんな夢を見たのはそんな曲をずっ... 続きをみる

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  • 「夢の続き24」ユノ×チャンミン

    こんなことをしている間にも客は来る。 「今、このコンビニ内で一番商品価値が低いのは俺らしい」 と続けてキュヒョンが言った。 「いや、いいキュヒョン。どっちにしろ雇われてない人間を店に立たせるなんてやっぱりできないよ」 「……大丈夫……ユノが……働く」 もうユノが自分のことをユノとしか言わなくなって... 続きをみる

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  • 「夢の続き23」ユノ×チャンミン

    店長を追い出してしまった俺と、ふらふらなユノ、そして色白なキュヒョン、この三人でどうにかしなければ……! レジ内の椅子に座ったユノは今にも崩れ落ちそうだ。 「……病院か?」 もう一つの椅子に座ったキュヒョンが隣のユノを見てからレジに立つ俺を見る。 「この辺で時間外やってるのは公立だから、身分証もな... 続きをみる

  • 「夢の続き22」ユノ×チャンミン

    「お、お、お、お、お」 な、何がどうなって……。 「しっかりしろチャンミン」 言いながらキュヒョンが駆け寄って、自分もレジから出る。 「すいません、大丈夫ですか?」 キュヒョンがユノを起こして、そのまま床に座らせた。 「う、うん」 良かった。意識はある。 「ユノさん。どうしたんですか?」 俺もキュ... 続きをみる

  • 「夢の続き21」ユノ×チャンミン

    「チャンミン君、何してたの?」 「いえ、本当に何してたんだか自分でも」 エプロンを結びながら、答える。 夕方までは近くに高校もあってか比較的忙しいこのお店だけれど、夜になると人通りも少なくなるから、店長とユノに代わって、俺一人で店に入ることになっていた。 「本当にいいの?チャンミン君」 「勿論です... 続きをみる

  • 「PLAY11」ユノ×チャンミン

    古い液晶画面に書かれた、文字が見える。 『ヒョン、早く帰って来て下さい。寂しいです』 これはメールみたいだ。 「ユノ、次、カラオケ行くか?」 俺は携帯電話を閉じて、話しかけてきた幼馴染に言う。 「いや、今日は帰るよ」 今日は宿舎に一人なんだっけ? 俺とテレビゲームに夢中になる可愛い弟の笑顔を思い浮... 続きをみる

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  • 「夢の続き20」ユノ×チャンミン

    「キュヒョン、今日現像室だろ?良いの?」 「見たら電車で戻るよ。俺の前に二人いたし大丈夫だろ。お前今日はこのまま働くんだろ?」 「店が存続してれば」 授業が終わって、キュヒョンと二人でバイト先のコンビニに向かった。自分の出勤時間までは、店長とユノが働いてるはずだけど、店はホットスナックも扱うし、簡... 続きをみる

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  • 「不思議な夜に 最終回」キュヒョン×イトゥク

    「でもヒョンだって興奮したでしょう?」 「あんなことされたらな」 と言って、自分の頬が染まるのが分かった。その俺の顔を見て、キュヒョンの表情から硬さが抜ける。 キュヒョンが言う。 「でも確かに、なんとなくそういう気はしてました。実はすごい心臓がどきどきするし」 「聞こえてたよ」 言って笑った。 お... 続きをみる

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  • 「不思議な夜に14」キュヒョン×イトゥク

    「キュヒョン。だめだ、待て」 「待ちます」 俺の声の調子が変わったのを感じ取ったキュヒョンがまた座った。 寝転がったまま、その顔をじっと見つめる俺とは酔いもさめたのかもう目を合わさない。 目も合わせずに、俺の言葉を待っているキュヒョンを俺はしばし眺めた後、起き上がって座った。 「キュヒョン」 「は... 続きをみる

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  • 「夢の続き19」ユノ×チャンミン

    「まあそういうわけ」 と言って、伸び気味のうどんを口に運ぶ。 キュヒョンも残りのラーメンを一気に平らげながら言った。 「じゃあ、今日はその人何してんの?まだいるんだろ?」 「コンビニにいる」 スプーンでスープを口に入れたキュヒョンがそう答えた俺を見た。 「もう今日から働いてる」 スープが噴き出され... 続きをみる

  • 「PLAY10」ユノ×チャンミン

    「なあ、チャンミン」 「なんですか?」 いよいよ、人がいなくなってきて、舞台の照明も落とされ始める。 「俺達変わらないな」 パーカーのフードをかぶったその表情は分からないけれど、少し間が空いて、 「そうですね」 と小さく鼻で笑われた。 それにつられるように、からかいたくなって言う。 「あ、でも最近... 続きをみる

  • 「不思議な夜に13」キュヒョン×イトゥク

    「はあ、はあ」 呼吸が整わない。整わないのは、拭かれた後も俺の頭を撫でながら、まだ抱き締めているキュヒョンの身体の重みに肺が圧迫されているからだ。 「キュヒョン、苦しいって」 「あ」 と、言って少し体を浮かせた。見上げる俺と目が合うと、キュヒョンは視線を泳がせながら、今度は起き上がって体を離す。 ... 続きをみる

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  • 「夢の続き18」ユノ×チャンミン

    「そう、あれはコンビニからの帰り道」 俺は、手を止めてこちらを向いたキュヒョンに話し始めた。 ~シム(俺の苗字)随想録P.16 帰り道。 「ねえ、チャンミン。これが鳥肌っていうのかな」 「そうですね。寒いですからね」 そうだ。こたつあったな。 せっかく日本に来て買ったんだ。 帰ったらこたつ布団出そ... 続きをみる

  • 「不思議な夜に12」キュヒョン×イトゥク

    こちらは別館に移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に12」キュヒョン×イトゥク

  • 「夢の続き17」ユノ×チャンミン

    「それ昨日と同じ人の話?」 「そう」 「じゃあ、その人は、昨日一日で、レンジ使って、雨に騒いで、お前にキスして、コンビニの店員になってケーキ食ってお祝いしたってこと?」 白のニット姿のキュヒョンがパキっと箸を割る。 「俺は祝わなかったけど」 ケーキを口に入れて「食べ物ってこんなに素敵なの!!」とダ... 続きをみる

  • 「夢の続き16」ユノ×チャンミン

    帰り道。 「チャンミン、すごい長い時間洗ってたね」 「エタノールでちょっと唇荒れました」 「ご、ごめんっ。でも本当に可愛」 「次は警察です」 「はい……」 それはともかく、このユノが、俺のバイト先で働くなんて。 不安材料しかないんだけど、店長は喜んでたし。 俺も、もしユノが俺の代わりにシフトに入っ... 続きをみる

  • 「夢の続き15」ユノ×チャンミン

    店内が静寂に包まれる。 「じゃあ、お弁当温めますね」 と店長が俺に丁寧語を使った。 「あ、あ、あ、あ」 声になってないような声が出る。 ユノがしまったという風に口を開けている。 「あんたなあっ!!!」 「チャンミン君っ、落ち着いて」 「店長止めないでください!俺はこのファンタジスタに一言言いたい!... 続きをみる

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  • 「不思議な夜に11」キュヒョン×イトゥク

    こちらは別館に移動致しました。 →別館夢の続き:「不思議な夜に11」キュヒョン×イトゥク

  • 「夢の続き14」ユノ×チャンミン

    さっきまで挙動不審だったと思えないくらい、ユノが堂々と差し出してきた、 「苺のショートケーキ」 を見て、俺は動きを止めた。 「あ……うん。いいんじゃないですか?」 「チャンミン今何か考えなかった?」 「あ、いや、この手の人ってこういう感じなんだと思って。うん、いいと思います」 「え、チャンミン。そ... 続きをみる

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  • 「夢の続き13」ユノ×チャンミン

    「ここですよ」 と言った俺に、 「うん」 と、ユノがまるでこの場所が目的地で当然のような返事をしたのは引っかかったけれど、 でもそれも今深くは考えられないくらい、 俺にはこの人間と同じに自分を思い悩ませている、 俺のバイト先のコンビニだった。 「あ、チャンミン君」 「店長、こんばんは」 「あれ?お... 続きをみる

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  • 「PLAY9」ユノ×チャンミン

    日本用のツアーの打ち合わせをしなければいけなかった。 ツアーのラストは自分達の国だけれど、一番長く、規模の大きな場所は日本だった。 「ヒョン。ここは俺ですよ」 「あ、そうだ」 「俺のパート取らないで下さい」 特別なツアーだったから、力が入ってるのに加えて、心なしかスタッフ全員の口数が少なくなってい... 続きをみる

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