夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

2016年3月のブログ記事

  • 「ステージ裏」ユノ×チャンミンの短編

    「ヒョン。どうしたの?」 「うん……」 といってユノが黙った。 「お腹?」 ユノが苦笑した。 そのユノと似た黒い衣装を着ている俺は素早く視線を泳がせた。 本番十分前でトイレに行って戻って来るには難しいだろう。 ユノが腹に手を当てた。 「チャンミン、大丈夫だよ」 でも、全然大丈夫そうな顔ではない。 ... 続きをみる

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  • 「頑張れユノヒョン」ユノ×チャンミンの短編

    「うーん」 俺は唸っていた。 俺は二人組のアイドルグループのリーダーなんだけど、どうやら相方のチャンミンのことを好きになってしまったみたいなんだ。 でもチャンミンは男で、 俺も男だ。 そのチャンミンを自分に振り向かせる、効果的な告白方法はないかと、ずっと考えている。 「うーん」 ないな。 どれをと... 続きをみる

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  • 「仲良し4」ユノ×チャンミンの短編

    「チャンミン、ちょっと見て」 移動車の中で、PSPでゲームをしていたら、隣に座っていたユノが声をかけてきた。 「なんですか?」 返事だけして、俺は画面に集中している。 「チャンミン見てっ!」 今いいとこなのに、と思いながらも肩まで揺すられて仕方なくユノに向いた。 「ほら!」 昼間の眩しい日差しに、... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人6」ユノ×チャンミン

    「まあ、マネージャーが来るのを待つだけですね」 携帯電話の時刻は三時。 深夜もいいとこだ。でも自分達が帰って来た時も日付は既にまたいでた。 「うん」 俺は携帯電話を再度脇に置いて、気を取り直すように両膝をぽんと叩いてユノを見た。 「ヒョン何か飲みますか?」 ユノが体を揺らすのをやめた。 何か考えて... 続きをみる

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  • 「仲良し3」ユノ×チャンミンの短編

    「チャンミン、ちょっと聞いて」 スウェット姿の俺がビール片手に、iPhoneで友人にメッセージを送っていると、 下着一枚のユノがダイニングに入って来た。 「なんですか?」 顔を上げた俺の正面に来て、深刻そうに腰掛けた。 ダイニングテーブルに向かい合うのは、久しぶりだなと、思った。 お互い離れて暮ら... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人5」ユノ×チャンミン

    ユノが家族の人と話しているのを俺は聞いていた。 俄かには信じがたい話で、手間取っているのを見ながら、 そのテーブルの上に置いた携帯電話と、通話口に向かって四つん這いになって必死に話すユノの身長が、変わらない大きさだと言うのを改めて気づいて、じっと見つめた。 「……うん。様子見るから、何かあったらチ... 続きをみる

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  • 「麒麟4」キリン×リョウク

    僕は昨日の夜、 とても酔っ払った。 ラジオ番組の打ち上げに出ていた。 強い方だから、結構飲んだ。 仲の良いスタッフの一人に恋人が出来た。 恋人が出来て、結婚が決まった。 みんなですごく祝福して、僕はそんなことを思い出しながら、一人で宿舎に帰った。 シャワーをさっと浴びて、乾燥が酷くてパックをしなが... 続きをみる

  • あとがきのようなもの(This is love comedy.)とおしらせのようなもの

    こんばんは、皆さま。只今、深夜でございますね。書いているお話が増えすぎて収拾がつかなくなっている者です。 「おいおいやっぱりな!」と、思われた方が大半と、「このブログに来たのは、はじめてなので、もう帰ります」という方が今ここにおられる皆様だろうと思っております。 今回は『This is love ... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.29」ユノ×チャンミン

    だから、口を先に開くのはユノだった。 「でも、ダメだ」 俺は自分の良く知っているリーダーを表情無く見つめる。解決案を見出したユノは、顔を上げてこちらを見た。 「本当に俺が悪かった。でも、努力すれば、俺達は大丈夫だよ。女が好きな元に戻れる。だからこれで気持ち切り替えて行こうな」 リーダーが板に付いた... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人4」ユノ×チャンミン

    「トイレから部屋に戻る途中で、いきなり体が歩くごとに小さくなって行って、 わけわかんなくてさ、歩くの止めればいいのか?って思ったけどそうじゃなくて、 どんどん小さくなって、最終的にこうなった」 俺も手を貸して、なんとか手足のついたハンカチでラッピングされたプレゼントのようになったユノが、ティッシュ... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.28」ユノ×チャンミン

    目を見開いたユノが本気で腕を振り払った。 俺は振り払われた体勢のまま、ユノを見つめる。 「ヒョン、言って。それって何?」 ユノが固まっている。 「じゃあ俺が言いましょうか?」 黒い瞳が更に丸くなって見る。 迷ったように俺の口元を見つめて、俺が言う前に声を出された。 「……いや、チャンミンは違う」 ... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人3」ユノ×チャンミン

    部屋に戻った。 「恐いっ!恐いっ!」 ああ、そうか。 できるだけ腕を振らないように歩いてみる。 掌に、温かさを感じる。 これは人形じゃない、やっぱりユノなんだ。 俺は、二人だけのアイドルグループである自分達のこれからを、想像して、視線を泳がせる。 どうしよう。 でもユノは、きっともっとそんなものじ... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人2」ユノ×チャンミン

    俺は手を振り上げている素っ裸のユノを一瞥してから、 恐らくユノが着ていたと思われる服が廊下に散乱しているのを見た。 まだ俺寝てるのかな、 と思って部屋に戻ろうとした、 ……けどできなかった、やっぱり。 「おい!チャンミン!」 「……はい」 「ちゃんと見てるのかよっ!」 俺は首だけ倒してそれを見下ろ... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.最終回」ユノ×キュヒョン

    部屋の前まで来て、やっとそこで足が地面についたような気がした。 「いや、だから、あの、もしそうだとしてもさ、お、俺の気持ちはどうなるんだよ」 と、言いながらも、俺は着ているジャケットのポケットにいれた自分の携帯電話が見える様だった。 「あれから携帯見ては、キュヒョンから連絡来ないか待ってるくせに」... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人1」ユノ×チャンミン

    コツコツ!コツコツ! ハエかなあ、と思った。 「おい!チャンミン起きろ!」 コツコツ!コツコツ! でも、声だな、と思った。 人間の声だなって。 「おい!チャンミン!起きろよ!」 目を開けた。なんか夢の中で変な声がした。 もう、まだ眠い。 俺は目をこする。 「チャンミン!俺だよ!俺!」 俺は電気も消... 続きをみる

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  • 「熱い愛」ユノ×チャンミンの短編

    ~~~今よりちょっと昔の話。 あっちーな。 ユノは思っていた。 気温は50℃を超えている。 でもユノは大丈夫だった。 そこにずっと座っていた。 というよりも立つことは出来なかった。 でも、暑いというより、 暇だ、と思った。 さんさんと照り付ける太陽と、三角形の見慣れた建物だけがぽつぽつと視界にあっ... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.27」ユノ×チャンミン

    女性店員が、注文した料理を持ってくる、彼女の白い腕が、ユノの目の前に突き出されるのを俺は見る。同様に俺にも置かれた。 「分かった。確かにここ最近、お前のこと避けてたかもしれない。それはやめる」 ユノが投げやりに箸を取って料理を食べだした。 「でも見ないんですね」 俺も箸を手に取って、口に運ぶ。料理... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.31」ユノ×キュヒョン

    「多分、違いますね」 助手席の俺の後ろで、声が出された。 全員がそちらに向いたのが分かる。俺もミンホもバックミラーで、そう言ったチャンミンを見た。 「キュヒョンは、きっとそれよりも前からです」 バックミラー越しにチャンミンが俺を見た。 「正確には忘れましたけど、キュヒョンはいつ頃か、ヒョンと似たよ... 続きをみる

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  • ぼやきのようなもの

    みなさま、こんばんは。お話に苦戦している者です。 書けないなら出てくるなよ!もうこんなとこ来ない!と思われた方が殆どだと思いますが、 おっしゃる通りでございます。 只今、管理人「Kiss me,baby」と言うお話が大詰めなため、深夜はひたすらそれと格闘しております。 朝に消滅していた深夜の呟きも... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.26」ユノ×チャンミン

    御用達の個室の焼肉屋に、俺達は時間通り、二人とも店にいた。 気まずそうに目を合わさない緑のシャツを着たユノと向かい合って座る。今日もずっとこの調子だったらいたたまれない。 けれど、今この瞬間はきっと、ユノはそうはなれない。 「何食べます?」 黒の薄いニットの俺がメニューを差し出すと、ユノはしぶしぶ... 続きをみる

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  • 「仲良し2」ユノ×チャンミンの短編

    「チャンミン、ちょっといい?」 iPodで音楽を聴いてたら、隣のユノが話しかけてきた。 俺はイヤホンを外した。 「なんですか?」 ユノは深刻そうに自分の上半身を見て、「あのさあ」と、俺に向いて言った。 「この服、やっぱ変じゃない?」 俺は少しその光景を眺めてから、視線を泳がせた。 「考えすぎですよ... 続きをみる

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  • 「甘い生活」ユノ×チャンミンの短編

    俺達は、黙々と働き続けていた。 今日はアイスクリームだった。 やっと運び終えて、また戻る途中だった。 「彼女いいよね」 細い手を動かして、ユノが言った。 ちらりとその顔を横目で見る。 俺達の中では小さいと言われているそれをのせた首をひねって笑っている。 「いいかな。考えたことない」 俺は答えた。長... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.30」ユノ×キュヒョン

    なぜか、着替えさせられて、マンションのエントランスにおりると、横付けされた二台の車が置いてある。 「おいおいおい」 大量のファンが囲っている。背中を押されながら、先頭の車の助手席に、押し込まれた。 「……お久しぶりです」 運転席で俺に向かって言った顔を横目に、溜息を吐きながらシートベルトを締めた。... 続きをみる

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  • 「麒麟3」キリン×リョウク

      「あれは何の鳴き声?」 僕たちは三メートル位の高さのある岩場に来た。地平線に隠れてしまった夕日は辺りを薄紫色に変えていた。もう星が見える。 ここで寝た方がいいと言われたけれど、さっきまで寝ていたし、全然眠くはならなさそうだった。 昼間の日差しが強いのか登ってみた岩肌はほんのり温かい。でも急に肌... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.25」ユノ×チャンミン

    ベッドにいた。 一日の終わりに日課のように眺めている。 片手にそれぞれ持って、俺は何をしてるんだ。 でも、見てしまう。 どちらにもつけられなくなってしまったんだから、自分のだけでも見てあげるしかない。 明日……元に戻れるかな。 いつものユノに会えるかな。 でも、いつものユノって、どのユノ? 笑って... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.24」ユノ×チャンミン

    俺は頭を抱え込んでいた。 ユノが何考えてるか分からないなんて言えたもんじゃない。 俺の方がどっかがやられてる。 俺だってもうユノのことなんか見たくないし、考えたくない。 でもそれは無理なんだよ。自分達は忘れたころに会いましょうなんてできない。 うん、無理だ。 「ヒョン」 「なに?」 俺は帰りの控室... 続きをみる

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  • 深夜ではないつぶやきのようなものとおしらせのようなもの4

    みなさま、こんばんは。 あとで、この記事は修正し、延ばしたいと思っております。 お知らせのようなものでございますが、 今日の「Kiss me,baby」は確実に0時を超えます。 待っていらっしゃる方がおられるかは分かりませんが、 「夜更かしは美容の敵だとは分かっているけれど、あのつまらないお話の続... 続きをみる

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  • 「麒麟2」キリン×リョウク

    ベッドに入った時の格好のままだ。 じゃあ、これは……夢? にしてもちょっと感覚がリアル過ぎない? 僕の頬や手足にあたる草。 柔らかいけど、これイネ? 沢山のイネみたいな草がはるか向こうの方まで、見える。 そして…… 「人間?」 本当に、瞳だけの……真黒な目をして、長い首を傾げて僕を見る。 「キリン... 続きをみる

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  • 「仲良し」ユノ×チャンミンの短編

    「チャンミン、ちょっと来て」 部屋でyoutubeを見てたら、ノックされてユノが顔を出した。 さっき俺は、ドラマの撮影で遅く帰って来たユノに、一足早く「おやすみなさい」 と、声かけたところだった。 「なんですか?」 ユノはシャワーを浴び終えて、自室にいたのかTシャツと下着一枚だった。 俺はスウェッ... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.29」ユノ×キュヒョン

    あれから、やっぱりキュヒョンの人気は衰えることなく、上がり調子で、次のミュージカル出演と来年にはシングル曲の発売も決定した。 俺は相変わらず自分の国と日本とを行ったり来たりで、あの時撮影していたドラマの視聴率も順調で、忙しい毎日を送っていた。チャンミンもこの宿舎を出たことだし、そろそろ俺も自分の部... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.23」ユノ×チャンミン

    『そっか』 返事は一時間後に来た。そして尚、俺を寝不足にしたその短い返事は、今日は俺を無表情にしていた。 いや、俺なら、分かるよ。 久し振りにやり取りしたメッセージで、しかも、プレゼントをなくされた後で(勝手に渡されたんだけど)、こんな報告されても何て返せばいいのか分からないし。まあ、でも、俺なら... 続きをみる

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  • 「麒麟1」キリン×リョウク

    その日はラジオ番組の打ち上げだった。 僕は結構大勢いるアイドルグループのメンバーの一人なんだけど、ラジオ番組なんかもしてる。 終わってからスタッフのみんなでご飯食べに行った。 僕はお酒は強い方だったから、明日は休みなのもあって、沢山飲んだ。 それから、宿舎に帰った。みんなもう寝ていたから、僕もさっ... 続きをみる

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  • 「ジル・ド・レの住んだ町8」ユノ シウォン チャンミン キュヒョン

    まだらな、光が、揺れている。 暖炉と、あまり使われない台所を背後にして、この不必要なものが何もない、仕事一筋の友人が、自分の反応を待って首を傾げた光景が、段々と遠ざかるのを感じる。 今朝も猫捕りに精を出していたのだろう、土埃の少しついた栗色の髪の毛と、白い肌、傷のついてしまった手の友人を、チャンミ... 続きをみる

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  • 深夜ではないつぶやきのようなもの3

    こんばんは、みなさま。当ブログのお話をパソコンで書いていながら、パソコンがおかしくなってしまった者です。 連載しております二つのお話がどちらも展開しておりますね。 一つのお話の主人公と同じく管理人も夜中に起きてお話を書いているためか寝不足が酷くなってきておりますが、 今日は「ジル・ド・レが住んだ町... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.22」ユノ×チャンミン

    『今日、後輩から受け取ったリュックの中に、腕時計はありました。すいませんでした』 何となく一度息を吐いて、送信した。 変に緊張した。 あれから飯食って帰って、今、ベッドの中だった。 画面を眺める。 返事はすぐには、なさそうだった。 ベッド脇に置いてから、もう片手に持っていたのを見上げた。 ユノが控... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.28」ユノ×キュヒョン

    自分が、こんなに優しい声を出せたのか、と思った。 呆然としていた瞳が揺れる。 「お前は大丈夫だから、心配することなんて何もないよ」 俺をじっと見つめながら、瞳の揺れる目をゆっくり瞬かせた。 その顔を口の端に力を入れて覗き込む。 「俺なんかにこんなこと言われなくても、十分分かってると思うけど、お前に... 続きをみる

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  • 「共犯者」ユノ×チャンミンの短編

    「何ですかこれ?」 見慣れた掌にのせられた白い物体に俺は首を傾げた。 顔を上げると、ユノが視線を泳がせて呟いた。 「大福」 「いや、それは分かるんですけど」 「いちごが入ってるよ」 「まあ、それはいいんですけど」 苺の大福はピンクだけかと思ったら白いのもあるんだな、とは思ったけれど。 俺はまた視線... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.27」ユノ×キュヒョン

    カーテンコールが終わる。 キュヒョンがわずかに、自分を見て嬉しそうに微笑んだ。 俺はその笑顔で、我に返ったように、笑みを忘れた。 キュヒョンは舞台から消えていく。俺は今から自分がすべきことを思い出して、なぜか血の気が引くような思いにとらわれながらも、腕時計を見た。息を吐いて立ち上がる。 時間ももう... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.21」ユノ×チャンミン

    昨日は夜じゅう、悶々とした。 それはもう面白いほどに。 まず、報告するかどうするか、あの過去のやりとりを眺めながら悩んだ。 あんな顔見たことなかったし。 今まで何度も喧嘩はしたけど。本気で親の仇のような顔で見られちゃって。 あんな目で……キスされちゃって。 唇の感触も指の感触も。 どれも最悪だった... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.26」ユノ×キュヒョン

    一か月半はゆっくりと過ぎていった。 キュヒョンのミュージカルは、その心配を他所に連日満員のようで、いたるところで広告や特集記事を見かけた。 それでもキュヒョンからは、今何しているかというメールや電話が、一日に何度も来ていて、俺には珍しく、まめに返していたと思う。 二人のスケジュールはやっぱり合うこ... 続きをみる

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  • 「P・E・T2」ヒチョル×ドンへ

    こちらは別館へ移動致しました。 →別館夢の続き:「P・E・T2」ヒチョル×ドンへ(本館から移動)

  • 「P・E・T 1」ヒチョル×ドンへの短編

    タクシーはあんまり使いたくなかったんだけど…… 今日も無事、送り届けてもらってありがとうございます。 と心中で呟いた。 エントランスの中は眩しくて、数分前まで薄暗い夜の世界にいたせいで目がチカチカする。この時期に着てきてしまったダウンジャケットに加えて、体内に熱を感じる。 ふわふわと足取りがおぼつ... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.20」ユノ×チャンミン

    移動車の中で、俺は目を見開いていた。 「お……お……」 「どしたチャンミン?」 マネージャーが呑気に聞いてきた。 『連絡おくれてすいません!今中国にいます!ヽ(^o^)丿明日収録同じですよね?リュック、私預かってるので持って行きます☆飲み過ぎはダメですよ!それよりユノさんに彼女は本当にいないんです... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.25」ユノ×キュヒョン

    「一番最初に言いたかったんです。おめでとうって」 呟きながら、その瞳が揺れた。 「言ってよ」 「でも沢山メッセージが来てました」 「読んでないよ」 「確かに読んでませんでした」 それを見てたのか。 「なんでですか?」 キュヒョンが眉をひそめた。 「何でだろうな」 苦笑しながら、その目に入らなかった... 続きをみる

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  • 深夜ではないつぶやきのようなものとおしらせのようなもの2

    皆さまこんばんは。当ブログのお話を書いたり管理をしている者です。 最近呟き過ぎじゃないですか?と思われた方もおられるかもしれませんね。 おっしゃる通りでございます。 今も深夜のあの時あの場所でつぶやけばよかった、と思うのですが、「Kiss me, baby」に深夜は最近苦戦しておりますゆえ、頭が誰... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.19」ユノ×チャンミン

    ユノに勝手に決めつけられた通り、別にしたくもなかった歯磨きをした。 いや、思考が停滞していただけで、したくは……なったかもしれないけど。 白い泡のついた唇を見る。 怪訝な目で眺めてから、雑念を断ち切るように口をゆすぐ。 タオルで拭いて、それでも鏡の中の口元を見てしまう。 あれは、キスした感あったぞ... 続きをみる

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  • 「春の雨」キュヒョン×リョウクの短編

    硝子についた水滴の向こうに滲む東京を見下ろしていた。 春の雨。 ソウルより気温の高い町はきっと外に出ても寒さを感じないはずだ。 色とりどりの傘で、人の顔が見えない。 意識は水滴と一緒に流れてどこかに、染みてしまったように、形がない。 「風邪引くよ」 後ろからかけられた声で形になった。 振り向くと、... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.18」ユノ×チャンミン

    俺は不機嫌な表情のまま、何も言わず控室の鍵を閉めに行く。 ユノは俺の行動を見て、顔を背けながら、この状況に呆れたみたいに息をまた吐いた。 その足で、叩かれた隣に座る。 「どうぞ」 そう言って横目で睨むと、ユノも同じように目を向けた。 悪いのは自分だって分かっているから、やるせなさは一層治まらない。... 続きをみる

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  • 「This is love comedy.24」ユノ×キュヒョン

    会わないで、全くお金をかけずにすむ方法。 つまりは、やるなってことと同じだけど、もしできたとしてもこれなら俺の心配は大分軽減されるはずだ。 何を考えているのか、あれから何の連絡もなく、 なのに自分が誕生日をこんなに意識するのも初めてなまま、 前日の今日、予定通りドラマ撮影は深夜まで続きそうで、明日... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.17」ユノ×チャンミン

    ――ルール①俺が1分でも遅刻したら、ユノにキスされること。 「じゃあスタジオ空いたら、誰か呼びに来ると思うから、軽く胃に入れといた方が良い」 控室に入ると、ソファーの前のテーブルに用意されていたサンドイッチや果物を俺に指すように見て、マネージャーが出て行く。 俺はソファーにバッグを置きながら、コー... 続きをみる

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