夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

「チャンミンくんの恋人2」ユノ×チャンミン

俺は手を振り上げている素っ裸のユノを一瞥してから、


恐らくユノが着ていたと思われる服が廊下に散乱しているのを見た。



まだ俺寝てるのかな、



と思って部屋に戻ろうとした、



……けどできなかった、やっぱり。



「おい!チャンミン!」



「……はい」



「ちゃんと見てるのかよっ!」



俺は首だけ倒してそれを見下ろしている。



「あの……ヒョン。冗談もほどほどに」



「お前なあっ!」



ユノが手を振り上げて怒っている。


それを見ながらゆっくりしゃがんでみた。



「俺だって冗談だって思いたいよっ!」



怒っているユノを眺めてから、そっと手を伸ばす。


その顔の真ん中らへんを、指でつんと触った。


ユノがよよっと後ろに倒れかけた。



「こらっ!」



ユノは顔に手を当てて怒っている。



「……」



……リアルくさい。



「ヒョン……前から顔の小さい人だとは思ってましたけど、体も結構小さかったんですね」



「んなわけないだろう!」



俺はしゃがんだまま、顎に手を置いて考えながら、その姿を見た。



「とりあえずヒョン……元に戻った方が良くないですか?明日も仕事だし」



「チャンミンっ!真面目に考えろっ!」



俺は顎に手を当てたまま、ユノを眺める。



「チャンミン!頼むよっ!」



ユノから目をそらせて視線を泳がせた。



後ろ頭をかく。



とりあえず……マネージャー呼んで、それからこれに……



何か着せよう。



「ヒョン、俺に踏まれないよう、壁にひっついてじっとしといて下さいよ」



ユノがその通りにしたのを横目で見てから、マネージャーに連絡を入れる。


いつもは一緒にこの宿舎で寝ているけれど、近頃のプロモーション活動が忙しくなって、


自分達を宿舎に送り届けた後、事務所に戻ることも多くなった。


詳細は見せた方が早いと思って、一大事なので来てほしいとだけ、伝える。


目に入ったティッシュを二・三枚取った。



「ヒョン、これでも体に巻いといて下さい」



また部屋から出て、しゃがむ。


口を尖らせたユノがそれを何となく、体に巻いてみてるのを眺めながら、



「ちょっと、すいません」



と、言ってティッシュごとユノを掴んだ。



「おいっ!」



やっぱりここはダメだな。踏んでしまいそうだ。



ユノを掴んだまま立ち上がる。




「おいっチャンミンっ!!おいって!!」







つづく






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寝不足が響いて長編パターンにはいってしまいました。

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