夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

「ステージ裏」ユノ×チャンミンの短編


「ヒョン。どうしたの?」



「うん……」



といってユノが黙った。



「お腹?」



ユノが苦笑した。



そのユノと似た黒い衣装を着ている俺は素早く視線を泳がせた。



本番十分前でトイレに行って戻って来るには難しいだろう。



ユノが腹に手を当てた。



「チャンミン、大丈夫だよ」



でも、全然大丈夫そうな顔ではない。



「ディレクターに言いましょう」



「大丈夫。治まりそうな感じだから。チャンミンいて」



「……」



「なんか喋ってチャンミン」



俺は苦しそうに顔をふせているユノを眺める。



そっと息を吐いた。



「……じゃあ、昔の話でもしましょうか?」



痛みに震えていた口元が、ちょっと口角を上げた。



「うん……いいね。練習生の頃?」



「いえ、もっと、昔です」



ユノの動きが一瞬止まって、少し首を傾げた。



「まだ大陸がひと続きだった頃の話です」



「結構……昔だね」



顔を上げながら、ユノが眉をひそめた。



そうして俺は、三億年前から今に至るまでの地球の動きを、大人しく聞いていたユノに簡単に話した。



出番ですよ、というスタッフの声がかかる。



「お腹どうですか?」



姿勢を直して、ユノが目を瞬かせながら左右に首を振る。



「あ……うん。痛くなくなった、っていうか、何か良く分かんなくなったっていうか……」



ユノが後ろ頭に手を置いた。



俺は微笑んで手をパンと打った。



「じゃあ行きますか!」




「お、ああ」




こんな俺達のステージ裏。








『ステージ裏』完








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