夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

2016年4月のブログ記事

  • 「麒麟5」キリン×リョウク

    「僕アイドルなんだけどさ。肌大丈夫かなあ」 キリンは黒い瞳を動かしているけど大きな目全部が真黒であまりよく分からない。 そして答えた。 「水分をしっかり取った方がいいと思う」 僕も考えながら瞳を泳がさせる。どこに動かしても星空と目の前のキリンだ。 「……何でそんなこと知ってるの?」 「人間の60%... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人9」ユノ×チャンミン

    「うおいっ!!!」 立ち上がってマネージャーと同時に声を上げた。 ユノがしょぼくれた顔をする。 「ユノっ!ダメだって言ったろう!」 マネージャーが目を閉じて脱力した。 「え、ちょっと待って下さい?」 俺は二人に向かって、動きを止めて思い出すように、視線を上にした。 「何か乳製品って……」 呟きなが... 続きをみる

  • あとがきのようなもの(短編)

    皆さまこんばんは。あとがきのようなものをまさか二回に渡って書いている者です。 こちらは短編のあとがきのようなものになりますので、もし寝る前に「何か早く寝てしまいたいと思えるものが読んでみたい!」と希望されていらっしゃる方がおられましたら、最適なのではないか、と考えてございます。 管理人が勝手に設定... 続きをみる

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  • あとがきのようなもの(Kiss me,baby.)

    皆さまこんばんは。主軸を二つ終え、もう気分は除隊になっている者です。 この度、「Kiss me,baby.」というお話が終わりまして、それについてのあとがきのようなものになりますのがこの記事でございます。 恐らく長くなりますことを先にお伝えしておきたいと思っております。 どなたも覚えておられないと... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.最終回」ユノ×チャンミン

    俺の体と重なって、上目遣いに見る黒い瞳にこぼす。まるで今にも泣き出しそうな子供のように、その唇を曲げてこちらを睨んでいる。 「ヒョンは、分かってない」 俺は下唇の厚いそこを見つめて、顔を傾けた。睨んでいた目が泳ぐ。 「スキャンダルはご法度だっていうのはそうでしょう。でもそんなもの無理ですよ」 「無... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人8」ユノ×チャンミン

    俺達はテレビの前にいた。 『緊急速報をお伝えします……昨夜未明よりソウル近郊で起きている、原因不明の人体縮小化ですが、現在のところ、ソウル特別市内で103件、京畿道内で21件、江原道内で8件、忠清南道で2件、……』 「信じられない……」 ソファーの上で俺は声を出した。 「時間帯も合ってるよ」 マネ... 続きをみる

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  • 「ステージ裏(typeB)」ユノ×チャンミンの短編

    *「ステージ裏」のお二人とは別です。 俺は腹を押さえていた。 本番十分前なのに、どうやら今ものすごくお腹が痛い。 でも治まりそうな予感もある。 「ヒョン」 ユノはさっきまで収録していた映像の撮影で使っていたシャボン玉で遊んでいる。 「ヒョン。聞いて下さい」 ユノが俺を見た。 「見てチャンミン!すご... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.33」ユノ×チャンミン

    そりゃ、そうだよな。 「ちょっとチャンミンさん。何でにやにやしてるんですか?気持ち悪いですよ」 「君ね、前から思ってたんだけど、俺にちょっとあたりが強いと思うんだよね。ユノともっと公平にさ」 「あ、私出番です。じゃあチャンミンさんも頑張って下さい!」 「あと俺の話をね」 って、もういないし。 まあ... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.32」ユノ×チャンミン

    ――ルール②ユノが1分でも遅刻したらルール①を取り消すこと。 「俺に言うことあるでしょ?」 スタジオに向かいながら、隣を穏やかな顔で歩く人間に言う。 その人間が俺を見た。 「ごめんな」 その黒い瞳が、表情一つ変えず俺を見つめて、俺の目をしっかりと見つめて、また前に向いて歩き出したから、自分は体の芯... 続きをみる

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  • 「仲良し(最終回)」ユノ×チャンミンの短編

    「チャンミン、ちょっとやめて」 ユノが言うのも構わず、Tシャツを着た肩を後ろに引っ張った。 「チャンミン、やめてって」 タンクトップの俺は、言われても同じことをした。 ユノは耳まで顔を赤くして、俺に背を向けている。 「久しぶりなんだから顔見せて下さいよ」 「もう見ただろ!」 タオルケットを俺の分ま... 続きをみる

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  • 「チャンミンくんの恋人7」ユノ×チャンミン

    マネージャーが白目を剝いた。 ユノは口を突き出して眉を八の字にしている。 俺はベッドに腰掛けた。 「こ、これは……」 眼鏡のフレームをつまんで、マネージャーはまたかがんでいる。 ユノはなぜか恥ずかしそうに、見られていた。 「これは、仕事の質が変わって来るな」 マネージャーが顔だけ俺に向けて、ははっ... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.31」ユノ×チャンミン

    「ユノは?」 そう言って、ドアを閉めた俺は、リュック片手に立ち尽くした。 ソファーから立ち上がった、マネージャーを見ながら、鼓動が酷くなるのを感じる。 「あれ?ユノと一緒じゃなかったのか?」 「一緒じゃないです。ユノは?」 その名前しか知らないように、そこにいない人間を呼んだ。 「そろそろ迎えに行... 続きをみる

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  • 「Kiss me,baby.30」ユノ×チャンミン

    マネージャーを呼ぶ前に、自分ももう行ってしまおうと思って、リュックを手に取る。 何気なく取り出した携帯電話の画面が同時についた。 『30分集合時刻早まったから、もう来い。Aー7控室」 一瞬眺めて、またしまった。 「早く打てるじゃん」 呟いて、真顔のまま鼻で笑う。 店から出て、タクシーを拾った。 車... 続きをみる

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  • おしらせのようなもの

    おはようございます。皆さま。 「Kiss me,baby.」をご覧になって下さっていらっしゃる方々へ。 今日は、30、31話と二話連続で公開いたしますので、30話からご覧になって下さい。 あ、ちなみにまだ最終回には至っておりませんので、ご期待された方には申し訳ありません。 この記事は後ほど長く修正... 続きをみる

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  • 「嘘つきは恋人のはじまり」ユノ×チャンミンの短編

    ノックの音が聞こえた。 「だれ?」 「俺です」 ああ、なんだよ。連絡事項か? と、思って俺はホテルの部屋のドアを開けた。 数時間前も一緒に夕食をとっていたチャンミンがそこにいた。 俺は風呂上がりでバスローブ姿だったけど、チャンミンはパーカーとハーフパンツだった。 「どしたの?」 スリッパでつかつか... 続きをみる

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