夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

お話一覧と投票のご案内のようなもの


ようこそ、皆さま。お話一覧を作ろうとしておる者です。


3パターンに分けて記載致しますので、見やすい方でお探しください。



*はじめましての皆さま。当ブログにはお話の中の「組み合わせ」に不快になられる方がおられるかもしれません。ご注意下さい。
PC板表示は画面一番下でございます。




只今別館にて当ブログの「お好きな長編」「お好きな短編」「クリスマス企画短編」→2016クリスマス企画 - 夢の続き の投票所を設けておりますのでご参加頂けますと当管理人、大変喜びます。随時受付中!


こちらが別館夢の続き


*現在は「EXO企画」をしております。→企画一覧のようなもの(現在[EXOTICA]) - 夢の続き

*クリスマス企画をしております。読者様お好きな組み合わせでクリスマス当日に上げるお話を書きます。コメント欄にて「誰と誰」とご記入下さい。終了致しました。

こちらが詳細記事夜のつぶやきのようなものとクリスマスのお知らせのようなもの - 夢の続き






それでは当ブログのお話一覧に参りましょう。




I 『グループ』



●東方神起
●SUPERJUNIOR
●EXO
●SHINee
●CNBLUE
グループ別一覧 - 夢の続き




II『組み合わせ』(長編のみ)




◯ユノ×チャンミン
夢の続き - 夢の続き(連載中)
PLAY - 夢の続き(完結)
Kiss me,baby. - 夢の続き(完結)
チャンミンくんの恋人 - 夢の続き(完結)
眠れない夜のエンジェル - 夢の続き(連載中)
Mi envulti vin en tiu profanda forsto. - 夢の続き(連載中)
DOWN TO HELL - 夢の続き(連載中)
そういうこともある - 夢の続き(連載中)
密葬 - 夢の続き(完結)
夜光虫 - 夢の続き(停止)
グラウンドゼロレクイエム - 夢の続き(停止)
◯チャンミン×ユノ
pumpkin!pumpkin! - 夢の続き
◯キュヒョン×イトゥク
不思議な夜に - 夢の続き
Magic - 夢の続き
◯その他
This is love comedy - 夢の続き ユノ×キュヒョン 
ジル・ド・レの住んだ町 - 夢の続き チャンミン キュヒョン ユノ シウォン
鶯 - 夢の続き ユノ×キュヒョン 
麒麟 - 夢の続き キリン×リョウク
DOKI☆DOKI☆らぶ♡ - 夢の続き シウォン×?
少し暗い日々の帳を抜けて - 夢の続き ユノ SJ数人
ミノ子の憂鬱 - 夢の続き ユノ×ミノ
ヒチョルの手記 - 夢の続き ヒチョル
2016クリスマス企画 - 夢の続き
 レイ×ウニョク ヒチョル×イトゥク ユノ×テミン チャンミン×イェソン セフン×レイ ヒチョル×スホ ユノ×キュヒョン チャンミン×ヒチョル
「WAN!WAN!PANIC!!1」ヒチョル ジョル - 夢の続き
人魚の声を聞かせて - 夢の続き ユノ×チャンミン ユノ×キュヒョン チャンミン×イトゥク
朝キュヒョン - 夢の続き
兎になった日 - 夢の続き CNBLUE 東方神起 EXO SHINee SUPERJUNIOR
魔宮 - muragon(ムラゴン) ユノ×カイ
「 I screwed up. 1」チャニョル×ベッキョン - 夢の続き




III『期』(当ブログは現在、不思議期でございます)




◯『はじまり期』


長編
夢の続き - 夢の続き (連載中)ユノ×チャンミン
不思議な夜に - 夢の続き (完結)キュヒョン×イトゥク
PLAY - 夢の続き (完結)ユノ×チャンミン


短編
「日常茶飯事」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
「ツンデレ」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
2015クリスマスの短編 - 夢の続き(一応三部作です)ユノ×チャンミン チャニョル×レイ?(←こちらは只今別館に移動中) カンイン×シンドン
「placenta」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き


◯『ラブコメ期』


長編
This is love comedy - 夢の続き (完結)ユノ×キュヒョン
Kiss me,baby. - 夢の続き (完結)ユノ×チャンミン
眠れない夜のエンジェル - 夢の続き (連載中)ユノ×チャンミン
DOKI☆DOKI☆らぶ♡ - 夢の続き(完結)シウォン×? チャンミン ユノ ミノ キュヒョン テミン ヒチョル
ジル・ド・レの住んだ町 - 夢の続き チャンミン キュヒョン ユノ シウォン(観覧数選抜で落選しましたが連載中)
夜光虫 - 夢の続き 停止(観覧数選抜で落選)
グラウンドゼロレクイエム - 夢の続き 停止(観覧数選抜で落選)


短編
「ピクニック」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
「共犯者」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
仲良し - 夢の続き ユノ×チャンミン(全5話)
「甘い生活」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
「熱い愛」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
「頑張れユノヒョン」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き 
「ステージ裏」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
「嘘つきは恋人のはじまり」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き 
「ステージ裏(typeB)」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
あとがきのようなもの(短編) - 夢の続き(ラブコメ期の短編、ここまでのあとがきのようなもの)
「あなたと一緒に」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
「君の瞳に恋してる」ユノ×チャンミンの短編 ヒチョル イトゥク - 夢の続き
「食卓風景」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
「春の雨」キュヒョン×リョウクの短編 - 夢の続き
「P・E・T 1」ヒチョル×ドンへの短編 - 夢の続き(全2話、2話目は別館に移動)
「誰かの誕生日」キュヒョン×イトゥク(不思議な夜に) - 夢の続き 
「俺はヘンリー」ヘンリーの短編 - 夢の続き
「Let’s go to the 遊園地!前編」ドンへ×ウニョクの短編 - 夢の続き(連載中)
「一年記念」チャンミン×ユノの短編 - 夢の続き
「鈍感BOY(ラブコメ編)」チャンミン×ユノの短編 - 夢の続き


◯不思議期(現在進行中)


長編
チャンミンくんの恋人 - 夢の続き (完結)ユノ×チャンミン(開始はラブコメ期から)
麒麟 - 夢の続き(連載中)キリン×リョウク(開始はラブコメ期から)
Mi envulti vin en tiu profanda forsto. - 夢の続き (連載中)ユノ×チャンミン
そういうこともある - 夢の続き(連載中)ユノ×チャンミン
DOWN TO HELL - 夢の続き (連載中)ユノ×チャンミン
密葬 - 夢の続き (完結)ユノ×チャンミン(短編カテゴリーにもいれております) 
少し暗い日々の帳を抜けて - 夢の続き (完結)ユノ SJ数人
鶯 - 夢の続き(完結)ユノ×キュヒョン
ミノ子の憂鬱 - 夢の続き(連載中)ユノ×ミノ
ヒチョルの手記 - 夢の続き(連載中)ヒチョル(続きは別館にて連載予定)
pumpkin!pumpkin! - 夢の続き チャンミン×ユノ
「WAN!WAN!PANIC!!1」ヒチョル ジョル - 夢の続き
人魚の声を聞かせて - 夢の続き ユノ×チャンミン ユノ×キュヒョン チャンミン×イトゥク
朝キュヒョン - 夢の続き キュヒョン
兎になった日 - 夢の続き CNBLUE 東方神起 EXO SHINee SUPERJONIOR
魔宮 -ユノ カイ
「 I screwed up. 1」チャニョル×ベッキョン - 夢の続き



短編
平社員シム・チャンミンの事件簿 - 夢の続き ユノ×チャンミン ミノ ソンミン テミン(開設半年記念、開設一年記念)
「ゲシュタルト崩壊」ユノ×チャンミンの短編 - 夢の続き
病三種 - 夢の続き チェン チャンミン ドンへ 
Moon stories - 夢の続き チャンミン×ユノ シウミン×レイ キュヒョン×イトゥク
Happy Yellow Birthday! - 夢の続き D.O×? ユノ チャンミン ウニョク ソンミン
Vega チャンミン×ユノ(諸事情により下げております)
メビウス キュヒョン ミノ テミン カイ ユノ チャンミン(下げました)
「Xゲーム」レイ×ウニョク(クリスマス企画短編) - 夢の続き
「雪のような恋人」ヒチョル×イトゥク(クリスマス企画短編) - 夢の続き
「クリスマス前の悪夢」ユノ×テミン(クリスマス企画短篇) - 夢の続き  
「X'mas compleX」チャンミン×イェソン(クリスマス企画短編) - 夢の続き
「WHITE SNAKE」セフン×レイ(クリスマス企画短編) - 夢の続き
「How much is your christmas?」ヒチョル×スホ(クリスマス企画短編) - 夢の続き
「HOW WE PARTY」ユノ×キュヒョン(クリスマス企画短篇) - 夢の続き
「聖なる夜に二人だけ(前編)」チャンミン×ヒチョル(クリスマス企画短編) - 夢の続き
「聖なる夜に二人だけ(後編)」チャンミン×ヒチョル(クリスマス企画短編) - 夢の続き
First dreams - 夢の続き チャンミン×ユノ ミノ×テミン タオ×ベッキョン ハンギョン×ヒチョル
「変身」チャンミンの短編 - 夢の続き
「高い牛乳」SHINeeの短編 - 夢の続き オニュ×テミン
「バースデイ」ユノ チャンミン 誕生日記念短編 - 夢の続き
ちょこっと - 夢の続き ユノ チャンミン ミノ テミン キュヒョン イトゥク
世界最後の日 - 夢の続き ユノ チャンミン 誕生日記念短編
Magic - 夢の続き キュヒョン×イトゥク
「黄色い桜」D.O チャニョル - 夢の続き
「Strawberry icecream chocolate cookie marshmallaw caramel cheese cake milk shake honey pudding」ユノの短編(記念企画) - 夢の続き
「ある散歩」ユノの短編(記念企画) - 夢の続き
「見えなくなったら一緒にいましょうよ」CNBLUEの短編 - 夢の続き
ぼくらが恋した貴方へ - 夢の続き チャンミン ユノ D.O スホ シンドン ヒチョル ミノ テミン 北村一輝 ジョンヒョン(CNBLUE)
その目で笑って - 夢の続き ジョンヒョン(CNBLUE) スホ テミン キュヒョン ユノ ヨンファ ルハン ミノ ヒチョル チャンミン
「月的友人」リョウク ルナ キュヒョン(誕生日記念)SUPERJUNIORの短編 - 夢の続き
「Turquoise(ターコイズ)」ジョンシン ミニョク CNBLUEの短編 - 夢の続き
「誕生」ヒチョル×イトゥク(誕生日記念) - 夢の続き
「アラベスク的並行宇宙」ソン・シギョン×シウミン ギュライン(キュヒョン チャンミン ミノ ジョンヒョンCNBLUE スホ) - 夢の続き
「恋人達~message before SMTOWN」ユノ チャンミン 東方神起の短編 - 夢の続き

「恋人達~message before SMTOWN」イトゥク キュヒョン SUPERJUNIORの短編 - 夢の続き

「恋人達~message before SMTOWN」D.O レイ EXOの短編 - 夢の続き

「恋人達~message before SMTOWN」ミノ テミンSHINeeの短編 - 夢の続き

「SUMMER GIFT」テミン×ウニョク(除隊記念)(誕生日記念) - 夢の続き
「ハーケンクロイツ」東方神起 ヨンファ ジョンヒョン(CNBLUE)ドンへ【『海に沈む森の夢』企画1・東方神起二次小説】 - 夢の続き

台風一家 - muragon(ムラゴン)CNBLUE EXO SUPERJUNIOR SHINee 東方神起

死の夢 - 夢の続き 東方神起の短編(チャンミン記念企画)

「犬畜生」ベッキョン チャニョル EXOの短編 - 夢の続き

「極楽鳥」D.O スホ EXOの短編 - 夢の続き

「類人猿」セフン カイ EXOの短編 - 夢の続き

「蜂ノ膝」シウミン チェン EXOの短編 - 夢の続き

今日の料理 - 夢の続き ユノ シウミン チャンミン 東方神起の短編 EXOの短編
ヒチョルちゃんとぼく - 夢の続き ヒチョル チェン SUPERJUNIORの短編
白が降りしきる深夜 - 夢の続き テミン セフン SHINeeの短編 EXOの短編
高身長 - 夢の続き ジョンシン ミニョク チャニョル CNBLUEの短編 EXOの短編
「スホの白い馬 1」シウォン スホ SUPERJUNIORの短編 EXOの短編 - 夢の続き



*企画一覧企画一覧(現在[EXO企画]) - 夢の続き



長編はほぼ半数が(連載中)と言う物悲しさがございますが、ゆっくり更新して行くつもりでおります。
お話についてのコメント非公開希望の方はどこかに書いて下されば、名前をほぼ伏せて当管理人の返事だけを公開致します。お名前は記載して頂くと有り難いですが「名無し」でも問題はございません。





それでは皆さま、またお話の中で。







睡魔夢子

EXOTICA:「入口」




黒い砂浜は火山灰が混じっているからだ。
島を形成した火山が眠ったのは何百年も前だが、今でも、上に大地を築き草を生やしてしまった噴火口が大昔に吐き出した遺物を捨てずにいるのは、時の流れに逆らっている。
独自の進化を遂げた動植物も、観光地と言うよりも古代にでも迷い込んでしまったようだ。
だが、海を越えてやって来た自分達には、ここは確かな楽園で、透明度の高い翡翠のような海と、椰子、ソテツの代表的な亜熱帯植物に周りを囲まれると、気分は高揚させられる。白い浜辺もフェリーで楽に渡れる孤島には存在するし、そこら辺は更なる自然が残り、保護区にも指定されていた。
南国と言うほどの暑さもなく、湿度も低いと、6月なのに、まるで夏の終わりを彷彿とさせる。でも、この楽園も今日までだ。明日にはこの地でまだ仕事のあるメンバーを置いて、それぞれ次の現場に飛ぶ。自分はソウルに戻る部隊で、帰ってからすぐ彼らをドライバーと共にスタジオに連れて行かねばならない。
次に丸一日こんな陽気な島にいられるのはいつになるだろうか。と、言っても仕事だけど。
良かったな。日が射して来た。
昨日までは曇天で問題ないスケジュールだったが、予報通り晴れて、これで夕景の撮影が出来るだろう。
さあっと緑を潤す細い雨が降った午前中は、午後にもこれが来るなら明日早朝まで撮影の延長を考えることになっていたが、その心配はなくなったらしい。
今では草原になった噴火口は島の中央で、雨に降られるか冷や冷やしながらした空撮は無事終了したものの、午前中の屋内撮影以前に、昨日からここで仕事をし、ここに来る飛行機に乗る空港に向かうまで仕事をしている彼らの顏にはカムバック前の疲労がメイク無しではアップを映せないほど蓄積している。
次のロケ地に移動する間には一時間も昼休憩がある。そこで少しは回復して欲しい。
そう思いながら、俺はバスの二列目で彼らの今後のスケジュールを確認した。
「海近いとこですか」
「そうだよ」
最初に声をかけて来たのは、後ろに座っていたシウミンだ。メンバー1の小柄だが、目にくまをつくって微笑む姿には最年長の頼もしさがあった。
「何食べれるんですか?」
「海鮮だと思うけど」
彼の隣に座っていた最年少のセフンは声も顏も元気で、やはり年齢もあるのかもしれないと苦笑した。
「まだあんまり腹減ってないな」
後部席で今回赤毛にされたベッキョンが窓の外を見ながら呟くと、「さっき差し入れ食ったしな」最も高身長なメンバー、チャニョルが座席の間を移動して前に来た。
「今日の撮影遅くなりますか?」
通路を挟んで、セフンとシウミンの背に差のある二人の隣に座った。
「いや、ならないよ。八時撤収」
答えながら、今日の分のスケジュール表をもう一度めくる。朝が押したから気を揉んでいたのだろう。返事を聞くと、表情を緩め安堵しているのが分かる。昨夜白に近いヘアカラーにされたせいで、一瞬誰だと、今でも俺は見慣れない。
「もう着くよ」
島をぐるりとつたう広い道路は、大体どこからでも蒼い海が見渡せる。今日の店は眺めの良い道路沿いだったが、殆どのスタッフは次のロケ場所に移動し、近くで軽い食事を取って小道具の配置とカメラテストを済ませる手はずになっている。
浜辺に生え出たような、溶岩の堆積で黒く切り立つ崖に差し掛かる手前で、目的地に着いた。天候は、更に日が照り、午後三時前で汗をかく暑さだ。今朝の雨の湿度が、店前の駐車場で降車した全員の眉間を寄せた。しかし、休憩は休憩だ。少しせばまった道を挟み、地平線に拡がる澄んだ紺碧を視界に入れると、表情を明るくさせた全員が店に入らずそちらへ足を向ける。
思わず着いて行ったのは、自分も決して彼らが心配だっただけではない。
「綺麗だ」
強い日差しで白目を光らせて、走るメンバーのあとを歩いて追うD.Oこと本名ギョンスは常時一番スケジュールが詰まっている。疲れが滲み出ているその後ろから、グループのリーダーは明日の居残り組で、それ用の台本をバスに忘れたらしく取って戻ってきた。
「スホ」
「はい」
 移動時間は十分もなかったが、寝ていた顔はむくんでいる。
「先に店入るか?」
すでに中に入ったヘアメイクに電話をかけようと携帯電話をバッグから取り出した。
「いえ、俺も海見たいです」
「そうか」
浜辺に着いてしまったカイこと本名ジョンインが手を振っている。あれだけ踊っても体力あるなと眺めた。
何人かのシャツの背が潮風ではためている、偶然か次の衣装に似た私服を全員が着ていることにここで気づいた。
一緒に広い砂浜まで来てしまい、太陽を反射する眩しい水面で目をやられる。俺は良いが、ここにいる彼らは日焼けは禁物で、そろそろ店に入ろうと言いかけた時、はしゃぐ彼らの間で、俺はこつと何か濡れた砂浜で蹴った。
まるで、どこかで見たことあるようなコルクで栓がしてある小瓶だ。
「うひゃあ」
顔を上げる。こいつら本当に疲れが取れた顔してやがる。
では、定期的に海を見せれば良いのか、と浜辺を駆けまわり、完全に舞い上がって妙な歓声を上げる変なグループを尻目に足元に転がっていた瓶を拾い上げた。
何か入っている。
紙だ。
湿ってもいないコルクを捻って開くと、何ですかと俺の周りに全員寄って来た。
暑いと思いながら、俺は、アイドルグループEXOの八人のメンバーに見守られながら、こちらも濡れていない四つ折りの真っ白なそれを、そっと開いた。





❝ こんばんは、皆さま。それでは企画を始めましょうとここに開催宣言をする者です。


いえ、少し前から始まっておるのでございますが。五人の書き手様方は、今この瞬間から当管理人と一緒に、作り手としてこちらの物語に参加して頂くのでございます。
えー、やだやだ、あんまり面白くなかったと駄々をこねても、もうだめでございます。皆さまいい大人でございますから、時には我慢も必要なのでございます。


紙と小瓶を拾い上げたこの男はマネージャーでございます。現在は「KoKoBop」のMV撮影中でございます。


色々と積もる話もあるのでございますが、それはこの『EXOTICA』が終わってからに致しましょう。
お話は、このあとメンバーのチェン氏が、浜辺から見える断崖に観光用の洞窟を発見致します。そして、その洞窟の中には、それぞれ違う色で照明された一畳ほどの小さな洞窟が五つあるのでございます。


入口に案内人の立つ洞窟を、マネージャーであるこの男が最初に一人で観賞し、大丈夫だと踏んだうえではしゃぐEXO様方がそれぞれ五つに分かれ、同時に五つの小さな洞窟に入るのでございます。
が、なぜか一歩入った時点で、彼らは異世界に迷い込んでしまいます。


書き手の皆さまには、異世界に入った瞬間から、五つの小さな洞窟を飛び出し、その場でリアクションを取るまでの、五つのEXOメンバー様方のお話を書いて頂くのでございます。リアクションと言いましても、何か動きをしてほしいと言うことではございません。精神的なものでも何でも、そこは書き手様にお任せ致します。
これからそのメンバー様をお一人お一人指定させて頂くのでございますが、メンバーの関係性と洞窟から出た後の行動まで指定させて頂く書き手様もございます。
それでは参ります。


黄の洞窟:フェリシティ檸檬様  シウミン(実はセフンと恋仲であるが、メンバーにも内緒にしている。小さな洞窟から出たらすぐにセフンと抱き合うところでお話を終わらせて下さい)
白の洞窟:みむ子様  セフン(実はシウミンと恋仲であるが、メンバーにも内緒にしている。小さな洞窟から出たらすぐにシウミンと抱き合うところでお話を終わらせて下さい)
緑の洞窟:roiniy様  チャニョル  D.O(指定なし)
青の洞窟:βカロテン様  カイ チェン(内緒にしているが恋人同士)
赤の洞窟:haruyuki2様  スホ  ベッキョン(指定なし)


指定なしのお二人は、現在はただのメンバーでございますが、お話の中で出来るだけ恋をさせて下さい。異世界に入り込む期間は三日でございます。しかし、実際の経過時間は10分でございます。
そしてここが重要なのでございますが、異世界は、自動的に戻って来るものではございません。どんな簡単なものでも構いませんゆえ、三日間でその世界を抜け出すための何かを考えて頂きたいのでございます。


第一話更新 9月26日朝9時


タイトル表記 フェリシティ檸檬様なら EXOTICA:黄の洞窟 「お好きなタイトル」、みむ子様なら  EXOTICA:白の洞窟 「お好きなタイトル」と「タイトル」の前にEXOTICA:〇の洞窟、を付けて皆さま表記して上げて下さいませ。自分も一話ほぼ同時に上げます。


一週間後の10月3日に当管理人が洞窟から出て来た彼らをこのマネージャーの男を主人公に上げ、企画は終了致しますが、一話におさまらない書き手様は9月26日から10月2日までの朝9時に続きを上げて下さいませ。その時でございますが、二話以上にお話がなった場合、(二話でも)最終話を10月2日朝9時に設定して頂けたらと思います。
*出来ればフェリシティ檸檬様、みむ子様にはどれだけ短いお話になられましても二話以上に分けて頂きたいのでございますが、強制ではございません。
あとがきは10月4日の朝9時に同時更新したいのでございますが、あとがきを書かれたくない書き手様はそちらは放棄も出来るのでございます。


お話のトップにこの画像(大きさはお任せで)と、こちらの記事のリンクを「この企画から始まっています→」とでも、文章は何でも良く、貼って頂きたいのでございますが、こちらも強制ではございません。
この物語は今からはじまり、10月3日に終わるのでございますが、最後に自分が全員の書き手様のリンクを貼った記事も上げます。もし可能でございましたら、書き手様同士、特にフェリシティ檸檬様とみむ子様はリンクをお互いのお話の記事に貼られた方が面白いと思うのでございますが、これもお任せ致します。これと共に五人の書き手様方は、当管理人以外の他の書き手様が書かれたお話の中に、ご自分のお話のリンクを貼られる可能性があることをご了承下さると有り難いのでございますが、こちらもまた強制ではございません。コメントを下さいましたら、ここに不可の書き手様を追記致します。全員OK
*読み手様、特に、東方神起様などの二次創作をされる書き手様には申し訳ございませんが、これらの書き手様方のお話のコピーやリンク、引用をどこかで使用することは一切なさらないで下さい。アイデアなどの真似も同様にお願い申し上げます。


メンバー様の外見は、EXO様のMV「KoKoBop」の最後、「KoKoBop」の文字が入る彼らの服装と髪型で統一させて下さい。バッグ等は全員持っておりますが、通信機器は全て通信出来ない状態でございます。そして、マネージャーのこの男のことはお話に出されませんようお願い致します。これは皆さまの読者様の中には、皆さまのお話だけで楽しみたい方がいらっしゃいますゆえ、余計な登場人物を出し折角のお話を散漫にさせないようにでございます。メンバー同士の話題は、他の書き手様に相違点が出ない程度にお好みでお出し下さい。
*文章の統一なども必要ございません。書き手様のお好きな文体でお話をお書き下さい。


読み手様にもまたお願いがございます。五人の書き手様方の描くお話に楽しんで頂けましたら、どんな些細なものでも構いませんので、書き手様のお話に感想のコメントをして頂きますと有り難いのございます。書き手にとっては読み手様の反応を頂けるのが一番でございまして、中には忙しさなどよりコメントのお返事が出来ない方もいらっしゃるかもしれないのでございますが、その可能性も考慮した上で、是非お願い致します。勿論楽しんで頂けたらでございまして、当ブログにはこちらのお話のコメントは一切不要でございます。



これが今企画の詳細でございます。このお話はまだ夏の始まりでございまして、EXO様と一緒に五つのお話で、もう一度今年の夏を味わって下さいますよう。


どんな異世界でも全く問題ございませんので、五人の書き手様(フェリシティ檸檬様『海の底、森の奥』みむ子様『虹を求めて』roiniy様『大帝男子』βカロテン様『緑黄色野菜』haruyuki2様『ソラノムコウ』)はお好きに作り上げて下さい。
しかし、必ずこちらに戻って来て下さいますように。



それでは、またお話の中で。



睡魔夢子 ❞





紙にずらりと並ぶ言語に顔を顰めた。
一体何語だろうか。
俺を取り巻くメンバー達も、首を傾げている。
仕事で多くの外国語を目にしているが、見たことのあるどこの国の文字とも似ていなかった。
言語なのかも分からない不思議な記号だ。紙自体はそんなに古くはなさそうだが。
そんな中で、
「あれ見て。洞窟だって」
筋肉質な首を伸ばしたチェンが指差した方へ、一斉に向いた。
本当だ。
浜辺を行き止まりにさせる切り立った黒い崖はよく見ると、地面から崖を裂いたような入口に、新しそうな看板が立ててある。洞窟名と観光料がペンキで描かれていた。
ここら辺は溶岩洞窟が幾つかあるが、あんなに規模の小さいものもあるのか。
面白いね、安い、などと口々に言い合って、そわそわと俺の周りが体を動かし始めた。休んでもいないのに大分疲労は回復されたようだ。とは言っても本当に極限まで体力を奪われた場合、彼らはこんな時ロケバスから出て来ない。
腕時計を見た。食べる時間は少なくなるが、外観だけ見て戻るならそんなにかからないだろう。
「先ず店に入るメンバーは一緒に戻ろう。あの外からだけだけど、見たいメンバーはここに待機で」
俺が言うと、少し驚いてこちらを見て来たが、全員が輝かせた顔を見合わせたあと、決まっているとでも言うように同時に洞窟に向かって歩き出した。
「足元だけには気を付けてくれ」
声をかけても、「コウモリいるかな」「鍾乳洞かな」などと言い合って聞いていない。
さっきの紙をもう一度瓶にしまいながら、何となく捨てるのに忍びなく持ってあとを歩いた。
巣があるのだろう、無数の海鳥が崖を飛び回っている。ここら辺は魚も良く取れる。もっと天気の良い日には多くの岩場で海女を見かけた。
洞窟の中から出前の白いカップに入った赤い麺をすすりながら案内人らしき人物が出て来て、自分達に気付いた。
「どうぞ。こちらは開放になったばかりですよ」
「そうですか」
答えながら、到着した。もう入口に固まって覗き込んでいる後ろから、俺も覗いた。暗いが奥は色鮮やかに照らされているみたいで、その明かりが少し見える。
「広さはどのくらいですか」
「広さはないですけど、変わってますよ。五つの小さい洞窟に分かれてるんです。今日照明を足したところなんで綺麗ですよ」
赤い麺を脇の大きな岩の上に置き、地元民らしいカジュアルな恰好をした四十代くらいの中年は笑った。
「ここにもライトがあったんですが調子悪くて、明日また政府が取り換えますけど、入口はちょっと暗いでしょう」
そう言ってその辺りを手で差した。行儀よく中に見入っている彼らを見て、中年男は「なんか派手な格好してますね」とテレビを見ないのか声を落としてこちらに囁いた。
ええ、まあと答えながら一人分の観光料を渡し、「俺だけ先に見てから中に入れるか確かめるから」と呼びかけると、目を丸くして歓声が上がった。
本当に広くないのか、それから「安全はどうなんですか」と二メートルほどの暗い入口を、後ろを歩く男に向かって言う。岩で足場は悪いのかと思いきや大分古いのか岩は擦り減っていて歩きやすい。
政府が調査したばかりですから問題ないですよ、とすぐ後ろで返事をされた。
「歩きやすいんですね」
「少し舗装してますよ」
「そうですか」
確かに五つの照明に照らされて、ずらりとフォークの先のようになっている。
「これで終わりですか」
「ええ」
一つ一つは、個室便所くらいの広さだった。奥に色違いの照明が設置されている。
「これ、人数分です」
八人の料金を渡して、向こうからのぞいている面々に声を張った。
「入っておいで、料金払ったから。足元気を付けて」
どよめきと共に入って来る足元を、係員がさっと懐中電灯をつけて照らした。
全員が入って来ると、中は狭く感じる。
ここ電波入らないのか。
俺は取り出してみた携帯電話の、圏外に該当するマークに目を細めた。
「じゃあ、必ず10分で出て来て」
壁を触ったり、頭上を見上げたりしている彼らに声をかけて、
「じゃあ、いっせーのでで入ろうぜ」
「じゃんけんで分かれよう」
などと言う楽しげな会話を聞きながら、懐中電灯で照らしてくれた係員とともに洞窟を出た。彼が中にいてくれたら良いのだが、携帯電話に連絡が入っていなかったか確認する俺の隣で、岩に置かれた麺を手に取って啜り出した。
中は冷やりとして涼しいが、潮風に吹かれるとやはり爽快だ。
腕時計を見ると、あと八分だった。






『EXOTICA:1「入口」』






五人の書き手様と共に、では9月26日に。

夜のつぶやきのようなもの102

こんばんは、皆さま。今日は「今日の料理」の代わりを書いてみた者です。




これが恐らくもう限界でございますね。人間、諦めも肝心でございます。EXO企画に本当に関係ない方を巻き込んでも仕方がございませんゆえ。それに明日くらいから、つぶやきのようなものだけに致します。



ですが、今日のは書いていて楽しかったのでございますね。いえ、ここ最近の誰得なお話の数々は「白が降りしきる深夜」「スホの白い馬」「高身長」とどれもかなり当管理人は楽しんだのでございますが、誰得話が自分は大好きなのだなと分かったのでございますね!
ちなみにもしCNBLUEさんの読者様がいらっしゃいましたら、当ブログは話によって、ポジション的なものは変えておったり致します。



一晩寝て文章チェックしようかなとも思ったのでございますが、まあ良しと上げたのでございます。公開修正が入るでしょう。



他にも今日は色々と話を考えまして、これが一番、良さそうだと思ったのでございますね。そして、これで残りはD.O.氏になったのでございますが、書けそうにないのでございますね。今日のお話はカイ氏がまだ出て来ていないのでございますが。
D.O.氏のお話も考えたのでございますが、これは体力的にきついと思いましたゆえ、やめたのでございます。



当ブログも結構EXOさんの読者様に来て頂けるようになったのではと思うのでございますね。


しかし、本番は26日でございます。本当にお素敵なEXO様話が集結するのでございますゆえ。



26日の企画についてはこちら→EXOTICA:「入口」 - 夢の続き



当ブログのものは余興でございます。26日に上がります皆さまのお話が見どころなのでございまして、是非そちらは期待をして頂きたいなと。



企画が終わりましたら、大分お休みをしてから、当ブログの今回書いてきましたお話の続きも上げるかもしれないのでございますね。いや、すぐにぱっと書いて終わらせた方が良いかもしれませんが、ちょっとまだ謎でございます。



ここ最近睡眠時間を削って書いておりましたゆえ、もう頭が働かないのでございます。明日から「つぶやきのようなもの」も予約投稿にして、ちょっと「EXOTICA」に専念し、寝ようかなと。



それでは、サマーソングを貼るのでございますね。




Third Eye Blind - \"Semi-Charmed Life\" [Official Music Video]



夏だと思っておったのでございますが、PVを見ますと夏ではないのでございますね。
しかし、これを初めて聞いたのが夏だったのでございますね。恐らく20年くらい前でございます。はじめて聞いた時は、これはかなり格好良い人達が出たなと思ったのでございますが。


自分はヴォーカルのスティーブン・ジェンキンズ氏の思想も好きでございます。彼の感じは本当に神経質が出ておるのでございますゆえ。
当管理人は少し神経質なところがございますゆえ、読者様は全くそうは感じないと思うのでございますが、少しだけ完璧主義がございまして、これは本当に良くないのでございます。まあ少しだけで、あってないようなものでございますが。


しかし、ジェンキンズ氏がギターの方と仲違いをされまして、曲がイマイチになり、二枚目以降のアルバムは買っていないのでございますね。


今のジェンキンズ氏を検索して見たのでございますが、20年はやはり大きいなと。人は変わるのでございます。自分もかなり変わったのであろうなと恐ろしいのでございますよ。


夏ではないのでございますが、勝手に当管理人の夏の思い出にしましたゆえサマーソングに致しました!曲調も夏の終わり的でございますゆえ。
PVはかなり構図が決まっているのでございますね。自分は90年代くらいのPVが好きでございます。今は編集でどうにかさせ過ぎでございますゆえ。と言いますか、どうにかなっていないのでございますゆえ。もう少し丁寧に撮って頂きたいものであるなと。


もう三時が過ぎておりますゆえ、お別れの時間なのでございますね。この記事も昨日の23時59分になるのでございますゆえ。



今日は更新されないのかなと?と思われた読者様もいらっしゃるかもしれないのでございますね。



更新されませんでしたゆえ。



でもこれでされたのでございますね!



それでは皆さま、素敵な夜をお過ごし下さい。




睡魔夢子



23時59分にしようかなと思ったのでございますが、やはり時刻が過ぎすぎでございますゆえ、潔く今の時間に致します。また今日もう一度呟くのでございますね!



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