朝のつぶやきのようなもの32

2022/09/24 09:32

皆さま、おはようございます。ふと気づくとまた時が流れていた者です。

台風が近づいておるようで、東京は大分涼しく、過ごしやすい日々が続いておりますね。一昨日はベランダで晩酌を楽しんだのでみたのでございます。

この一週間ほどは当管理人忙しくしておったのでございますね。

6月くらいに十年近く会っていなかった友人から連絡が来まして、先週やっと会うことができたのでございますね。自分は資格試験があったりし、友人も忙しくなかなかスケジュールが合わなかったのでございますが。
彼女はこの数年は子育てが忙しく、アルコールも摂取できなかったりいたしましたゆえ、すごく楽しみにしてくれまして、当管理人嬉しかったのでございますね。

ランチタイム。

その後、二人でワインの試飲会に参りました。

彼女は酒豪のイメージがございましたが、久しぶりに会いましたら、実は飲んだ次の日は二日酔いが激しかったと話しておりました。
本当に十年近く話しておりませんでしたが、自分は彼女ともっと向き合えば良かったなと思ったのでございますね。彼女は友人の中でも特に独特で面白い人間でございましたが、長く会わなかった歳月が彼女を少し変えておりましたね。思考の柔軟さが増して、本来の素直さや純粋さがより魅力的に映るようになっておったのでございますゆえ。「そうか。こういう成長をとげることもあるのだなあ」と、加齢は悪いことばかりではないと思いましたゆえ。

加齢は脳を委縮させ外見を老化させますゆえ、「良い年の取り方」と世間では目にすることも多いのでございますが、現実世界ではそんな年の取り方をする人間は少ないのでございますゆえ。若い頃気難しかったり破天荒な人間が丸くなることは確かにございますが、それはマイナスが０に近づいただけで、外見も含めまして０からプラスに変わる人間は稀でございますゆえ。もちろん、年代にもよるのでございますが。

ただ、友人は交友関係が本当に多く、社交的で会食の場も昔から大変多かったのでございまして、柔軟になるのは当然とも言えるなと思ったのでございますね。職業、年代関係なく話題を提供できる話術を彼女は持っており、当管理人は昔からそこを尊敬しておったのを思い出したのでございますね。そして、物凄い美食家でございましたゆえ。

これは二次会ではなく三次会。

当管理人の友人は全員食べることが好きであり、そうでなければ食いしん坊の自分は交流が難しいのでございますが、中でも彼女はまずいものなら食べない方がましであるという考えで、ファーストフードなどは恐らくほぼ口にしていないのでございますね。当管理人もジャンクフードはかなり苦手でございますが、彼女ほど徹底してはおりませんでしたゆえ。今回、彼女のお父上がシェフであるという話を初めて聞き、「な、なるほど……」と、納得いたしましたゆえ。昔から彼女のＳＮＳは見たこともない高級料理で溢れておりまして、お仕事上出張も多く、地方料理なども多く食べていて、同年代の男女と比べましても異質でございましたゆえ。

そんな彼女の夫氏はどんな方であるのかと今回話を聞きまして、「ほお」と結構意外で、それもまた素敵であるなと思ったのでございますね。話をしていると、これだけ長い時間会っていなかったのに、ここ最近の当管理人と考えていることが同じであったりし、これが友人というものなのかと驚きもございました。
当管理人が当時何気なく言ったことなど彼女が覚えておりましたり（当の本人は記憶力が可哀そうであるため失念しておりましたが……）、当管理人と過ごした日々を想像以上に楽しんでくれていたようで嬉しかったのでございますね。交友関係が本当に多かった彼女でございますゆえ、自分などその中に居るかいないか分からないようなものであろうなと勝手に思っておったり致しましたが、そういえば当時彼女からの連絡は多く、結婚してからも一年に一度くらい連絡してくれていたのを今更ながら思い出して、「ほほぉー」と始終嬉しさ大爆発でございましたが、同時に自分の記憶力の無さが悲しくなったのでございますね。

ここ最近、当管理人は昔を懐かしむ会話が皆無でございましたゆえ、久しぶりにその体験をしておるのに、共通の印象に残った場面が少なく、もっと彼女と向き合うべきであったなと少々惜しい気持ちになりましたゆえ。来月は彼女の溜めたワインを飲みに行かせてもらうことになっており、これからまた思い出作りをすれば良いのでございますが……

そんな友人の話と、つい先日は夫氏とワイナリー巡りをしに山梨へ参ったのでございますね。