夢の続き

東方神起、SUPERJUNIOR、EXO、SHINeeなどのBL。
カテゴリーで読むと楽です。只今不思議期。

「夢の続き61」ユノ×チャンミン


「……これは……俺が知っているカレーというものではないけれど……でも……」


「美味しいっ!!」


ユノが叫んで、先に言ったキュヒョンが頷いた。


「うん、美味しいよこれは!」


店長も興奮気味にまた口に運ぶ。


「確かに美味しい」


俺も半信半疑でもう一口、口に入れた。


「うまい」


「美味しいっ!」


「うん、美味しいよ」


「な、なんでだ」


俺達は感想を言い合いながら、あっという間に一皿平らげた。


「俺、おかわりします」


真っ先に立ち上がった俺に続いて、三人も立ち上がる。


一人二杯ずつで、鍋は一気にからっぽになった。


みんなで腹をさすった。


「あと二杯はいけたな」


物足りない俺にキュヒョンが呟く。


「よくあんな目に入ったら潰れそうなカレー食べるよな」


ユノが満面の笑みを浮かべている。


「すごい美味しかった!カレーって美味しいんだね!チャンミンとキュヒョンありがとう!」


ユノにお礼を言われた。


「うん。ありがとうチャンミン君、キュヒョン君。本当に美味しかったよ」


店長にもお礼を言われた。


「あ、えーと……喜んでもらえてよかったです……?」


心なしか疑問形になった。


「うん。作って良かったな…………っておいチャンミン、夜が明けるぞ」


窓の外を見て、キュヒョンが立ち上がった。


みんなで窓の方を見る。黒かった空が青色に変わっていく。


「本当だ。夜が明ける」




こうして、俺達のカレー作りは終わった。



のちにキュヒョンは、「あの時の俺があるから、今の俺がある」との名言を残した。








只今6時11分(ユノの退役まで461日)










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旅行に行っておりまして、遅くなりました。今日中にあと、二日分くらいはあげてみたいものです。

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